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証券口座で資産運用を始めたときのこと

2018.07.02

最終更新日:2018年07月28日

こんにちは、萩ドットライフ()です。

「資産運用始めたほうがいいな」って思い始めたきっかけって、2015年度にGPIFが約5兆円の運用損失を出したってバッシングされてたときなんです。あのニュース見ながら、ネットでいろいろ調べ回って「オレもGPIFと同じのがいい」と。

GPIFの投資方法を擁護する人の話の方が腑に落ちたんですよ

長年、投資なんてサッパリ興味ありませんでした。
それまでは全部、銀行の普通口座に置いてました。理由は「1日も早く、住宅ローン返すぞ」って思ってましたから。

ずっと法人口座に置きっぱなしにしてました。僕個人に対しては毎月の給料を未払い処理してましたから、個人の口座には微々たるお金しかありませんでしたね。底をつきそうになったら、未払金の一部を精算するかたちで個人口座に振り込む感じ。
そのため、銀行から手数料高い投信やら、保険やら外貨運用やらの勧誘がなくて助かったんでしょうね。ヘタすりゃ、口車に乗せられて毎月配当の投信とか買っちゃってたかもしれない。

飲み会とかでは、投資の話になったことは何度かあるんですよ。まわりに個人事業主や経営者が多いですからね。

「安い金利で借りてるのに、なんで返しちゃうの?」「持ってる資金をタネ銭にして、投資すりゃいいじゃん」「借金で投資すべきじゃないけど、不動産の価値が借金の何倍もあるんでしょ?」みたいな感じ。
あまり気乗りしなくて「そうね〜」「そういうのも考えないとね」みたいな返事をしていて、まったく食指が動かなかったのです。

そんなときに「GPIFが巨額損失」「5兆円もの運用損」「みんなの年金は大丈夫?」みたいなニュースが連日流れてましたね。
2016年の年明けくらいから夏前くらいまでやってませんでしたかね。
GPIFが悪者になって、連日叩かれてましたよね。

そんな最中、偶然Youtubeでこれに対する討論をやってるコンテンツを観たんです。なんとなく「GPIFの投資方法、正しいんじゃないか?」というのが僕の感想でした。
そこから結構、ネット上でいろんな情報を検索しましたね。当時は「インデックス投資」なんて言葉も知らなかったり、信託報酬なんて認識してませんでした。
個人投資家のブログもいっぱい読みましたし、いろんなところで推薦図書になってる「ウォール街のランダム・ウォーカー」って本も読みました。
「ヨシ、インデックス投資やろう」って決断するまでは早かったですね。1ヶ月かからなかったんじゃないかな?

カブドットコム証券に口座を開き、普通預金口座に置いてあった資金を証券口座に移したのが2016年6月のことでした。
50歳超えてからの資産運用。まだビギナーなんですよ。
カブドットコムに決めたのは、フリーETFが魅力的だったからですね。ETFが手数料安かったり、リアルタイムで売買できたりで「ETFで揃うものはETFにしよう」って思ってたんです。
口座の種類は「特定口座の源泉徴収なし」しました。毎年、確定申告してたので「どうせ確定申告してるんだから、これでいいや」くらいの感じです。

ETFってのも、このニュースからの情報収集で知りました。

個人口座を経由したら電話かかってきました

法人口座から証券口座に資金を移す際、個人口座を経由しました。住宅ローンを返済しようと思ってた資金ですから、結構まとまった額でした。
それをやったのが昼前くらいかな? 午後一番には、ネットバンキングで証券口座に移動完了。
その少しあとくらいでしょうか。個人口座を持っている支店から電話あり。「どういった資金でしょうか?」「利用のご予定がないのなら、当行でお手伝いを」みたいな内容でした。

もともと銀行の窓販でモノを買う予定はなかったので、テキトーな世間話をして切りましたが、こういう電話、2回目だったんですよ。
1回目は、海外からの大量送金だったので、それで電話かかってきたと思ったんですが、どうやら口座にまとまった金が入ると電話かけて、営業かけようと観察してるっぽいですね。
xxx万円以上の入金があったら、アラートが出るしくみにでもなってるのかな?

その電話で「住宅ローンの返済資金を運用に回したから、借換を検討してるんですよ」って伝えたら、翌日に「近くに寄る用事がありましたので」って、住宅ローンの資料持ってこられました…。
結局、なんだかんだで借り換え断られましたけど。山ほど書類揃えたんですけどねえ。

最初に買ったのはこんな感じ

このころ世間の話題は、イギリスのブレグジット国民投票。僕がもろもろ買ったのがその直後。
世界的に株価が下落したので、いい時期だったんですよ。
こんな感じで買いました。

  • 先進国株式(25%/MAXIS 海外株式 MSCIコクサイ 上場投信:1550)
  • 新興国株式(15%/iShares エマージング株ETF:1582)
  • 国内株式(10%/MAXIS JPX日経インデックス400上場投信:1593)
  • 先進国債権(20%/たわらノーロード先進国債券)
  • 新興国債権(12%/eMAXIS 新興国債券)
  • 国内債権(8%/たわらノーロード国内債券
  • 先進国リート(5%/たわらノーロード先進国リート)
  • 新興国リート(3%/eMAXIS 新興国リート)
  • 国内リート(2%/たわらノーロード国内リート)

その後1年半くらいは、このまま運用してましたね。
株式は全部ETF、債券・リートは当時、信託報酬が最安のラインナップで買いました。

その後、1582が上場廃止になったり、考え方が変わったり、投信のコストダウン競争が始まったりで、ほとんどを売却&買換することになります。
なかなか「ほったらかし運用」とはいきませんね。

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