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セミリタイアと資産運用

2018.07.28

最終更新日:2018年08月03日

こんにちは、萩ドットライフ()です。

セミリタイアを働き方や地方移住の側面から考えることは多いし、会話でこのあたりに終始することが多いですね。ただ、もっと大切なのはお金の問題だと思ってるのです。ずっと更新しながら考え続けています。このあたりを言葉として残しておこうと思います。

この辺の話を同年代の人としたくないのです

自分で考え抜いて、自分で決めるしかないテーマなんですよね。決めた後の説明や報告はあるでしょうが、相談したりされたりは考えられません。
飲み話で「オレこういうこと考えててね」「こういうタイミングで、こういうプランで」みたいな話題提供はアリかと思いますし、僕はすでにいろんな人にこの話をしていますので「やるやる詐欺」っぽくなっています。

もし他人から「自分もセミリタイア(アーリーリタイア)したいんだけど」って相談されたら「会社辞めないほうがいいと思うよ」って答えます。会社員の同級生って設定ですけどね。
基本的には「好きにすりゃいいじゃん」なのですが、この年齢でこのテーマを他人に相談してくるヤツって「萩ドットライフは、オレの考え方を肯定してくれた」からの「萩ドットライフが背中を押してくれたから決断したのに、上手くいかなかった。どうしてくれるんだ」みたいな謎変換をしてくる可能性があるので、否定で臨みますね。

僕はそもそも、現在フリーランスだし、完全に仕事を辞めて収入を経つ気などないのです。
会社員の方とはかなり状況が違います。

会社員の方が仕事をやめ給与収入を絶ち、あとになって計画の不備が明らかになり「やっぱりどこかに雇用されよう」と思っても状況は厳しいですよね。
そして、自分の状況が悪くなっても、会社のせいでも上司のせいでもありません。すべて自分のせいですからね。
セミリタイア(アーリーリタイア)は、お金の問題よりもまず「自分の身に起こることは、全て自分の責任」だということを受容することですから、このテーマを他人に相談すること自体アウトだと思うのです。

資産運用についても同様だと思います

「株とかファンドとか、やった方がいいのかな?」も同じです。
相手が20歳代・30歳代ならば「絶対にやった方がいいよ、損するかもしれないけど、自己責任でね」「それも勉強だから」って答えますね。
でも50歳代にもなって、そんな相談をしてくる人ならば「やめといたほうがいいんじゃないかな?」「まずは勉強してみたら? ググったら山ほど情報あるよ」でしょうかね。

セミリタイア(アーリーリタイア)と同じなんですよ。
「自分で考え抜いて、自分で決めるしかないでしょ」なんですよ。他人からの示唆を求めてくる時点で、それ以上会話を続けたくないのです。
すでに考えた上で、決断してるんだろうけども「自分の意見を肯定されたがってるオジサン(オバサン)」もいますが、だとしてもテキトーにあしらった方が吉ですよね。

結局、自分次第ってことなんですよね

ある程度の計算さえ立てば、決断するしかないですよね。前述の「自分で考え抜いて、自分で決めるしかないでしょ」なんですよ。
僕は、

  • 不動産運用
  • 金融資産運用
  • 労働(クライアントワーク)
  • 労働(自己完結型/このブログとか)

の4本立てで考えています。
「もう大丈夫じゃん」「セミリタイアできるじゃん」という状態ではあるのです。
ただ資金問題に限ると、長期に渡るコストダウンにつながる施策を準備中(この辺は追々、別記事で)のため、逡巡している状況なのですね。
他に、働き方(東京)問題、移住先(萩)問題とか「できるだけ整理したい」「でも、やっやえばなんとかなるんだよね」なこともあるんですが、ここでは省きます。

つまりですね、セミリタイア(アーリーリタイア)も資産運用(株式投資とか)も、誰だってやっていいし「好きにすればいいじゃん」なのですよ。
自分で考えて、自分で決断すれば、それでいいだけの話なのですね。

どれくらいの資産を運用すればセミリタイアできるんだ?

これも結局、自分次第。自分がどれくらいの支出をするのか? どれくらいの労働による収益を確保できるのか?
その差額が資産運用で埋まればいいんですからね。

僕はよく、モーニングスターの

目標金額に必要な利回りでポートフォリオを組む

の「毎月取り崩す場合」という計算フォームを使って皮算用してますよ。このヒマツブシ、楽しいですよ。
たとえば、

  • 資金(元本)はいくらありますか?[2,000万円]
  • 毎月の取り崩し額はいくらですか?[10万円]
  • 資金を何年間で取り崩したいですか?[30年0ヶ月]

と入力すると、必要な利回りは「年4.4%」と解答されます。このくらいなら、実現性あるように感じています。
トマ・ピケティさんも「21世紀の資本」って本の中で「紀元0年から2100年までの資本収益率(r)は経済成長率(g)の推移を予測し、rは一貫して4~5%台だった」って書いてましたからね。なんとなく、こんなもんでしょ。

つまり、僕は「タネ銭の0.5%を毎月使い続けても、30年持つ」という感覚をもっています。
この辺も人によりけりで「年金が出る65歳まで、資産運用で乗り切ったらOK」という人は、そういう計算をすればいいのです。
そしてあとは決断ですね。「自分で決めるしかないでしょ」なんですよ。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。