VTと楽天・全世界株式インデックス・ファンド に集中させつつあります
2018.08.07
最終更新日:2018年12月13日
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。最初は、株式と債券とリートに、また、先進国と新興国と日本に分散しながら、ファンドとETFを買い付けて言ったのですが、約2年を経た現在、すべてを株式に書い直しました。そして、全世界の株式市場への連動を目指すファンドにまとめつつあります。
VTと楽天VT
VTとは、バンガード・トータル・ワールド・ストックETFのことです。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指し、全世界の大型、中型、 小型株の市場パフォーマンスを測定。先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成され、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしているファンドです。
参考:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(PDF)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド (楽天VT)とは、前述のVTを日本円で売買できるようになった、楽天投信投資顧問のインデックスファンドシリーズです。
「2018年7月現在の金融資産の保有状況」で書いたように現在、こんな感じで運用中です。
- VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF):12%
- 楽天VT(楽天・全世界株式インデックス・ファンド):35%
- MAXIS 海外株式 MSCIコクサイ 上場投信(1550):31%
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス:10%
- MAXIS JPX日経インデックス400上場投信(1593):12%
以前は債権とリートも保有していましたが、世界株式に連動するファンドに集中させるために、すべて売却し、そのお金で、楽天VT(楽天・全世界株式インデックス・ファンド)を購入しました。
VTはNISA、楽天VTは課税口座で買い付けています
両方共、楽天証券の口座を使ってるんですが、VTはNISAで買い付けています。楽天証券でNISA口座で海外ETFを買い付けると、購入手数料がキャッシュバックされるんですよ。
楽天VTは、課税口座です。ノーロードファンドなので購入手数料がかかりません。また、1円単位の端数でも買い付けられるので、口座に溜まった小銭で買い付けたりもしています。
ただ、VTの管理報酬料が年0.10%、楽天VTの信託報酬が年0.2296%なので、まとまった金額で買い付けるのならば、課税口座で購入手数料を負担したとしてもVTの方が得かもしれません。
- MAXIS 海外株式 MSCIコクサイ 上場投信(1550)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- MAXIS JPX日経インデックス400上場投信(1593)
を売却してまで買い増すつもりはありません(税金取られますからね)が、今後、余剰資金で金融資産を買い付けるときには、VTか楽天VTに集中していこうと思っています。
VTと楽天VTに集中するに至った理由
いろいろ考えた挙げ句の決断なのですが、なぜそう思うに至ったのかを、過去を振り返りながら整理してみました。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動するファンドだったことと、手数料の設定が安価だったことが大きな理由です。
全世界市場をカバーする指数はMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)というものもありますが、前者の特徴は、カバーする範囲の広さです。指数に小型株式も含むため、全世界の株式市場時価総額の約98%をカバーしています。(ACWIは85%程度)
ただ、VTは米国ETFなので、「為替費用や買い付け費用(NISAは不要)が必要」「ニューヨーク時間での取引」等の不便な点はあります。
他にもなんとなく考えた項目としては、このあたりでしょうか?
- 日本を含むどこかの国の経済状態が悪化したとき、全世界に連動していればヘッジになるんじゃないか?
- 大きく成長する必要はないから、世界経済と自分の資産を連動させたい
- 頻繁な売買や、高度な投資テクニックを必要とせずに運用を続けたい
- 通貨だけを保有することを避けたい
- 長く続けたい、ラクな投資であってほしい
- 売るときもラクに売りたい(リバランスの計算をしなくない)
まだまだ、いろんな情報をググり回って、方法を模索している段階です。
「全部S&P500に連動でいいんじゃない?」みたいな検討課題も持ってます。
ずっとこのままかどうかはわかりませんが、現時点ではこういう考え方で資産運用を進めています。
追記
この記事を書いたあとに登場した「eMAXIS Slim 全世界株式」がとても気になっているので、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が気になる」という記事を書きました。
信託報酬が楽天VTよりも安いんですよ…。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。