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結局、投資って「考え方」なのですよね

2018.08.13

こんにちは、萩ドットライフ()です。

知識がないので、上手く資産運用に関する記事を書けないっていうのもあるんですが、それ以前に「なぜ投資をしているのか」をまとめられないんですよ。今決めたことがずっと続くわけじゃないとは思いますが、定期的に考え方を記録しておこうと思います。

なぜ投資をしているのか

まずは「経済的余裕を得るため」に決まってるんですよね。資産を増やしたいと思っているのですよ。
なんせ、ゼロ金利なのですから、金融機関の普通口座にお金を置いていても一向に増えませんよね。日常的に使う生活費プラスアルファくらいを普通口座においておいて、あとは証券口座でファンドもしくはETFを購入して、リスクを負いながらではありますが、運用して増やしたほうがいいと判断しているのです。

また、投資を通じて資産の在り方やアセットアロケーション、マネーセーブなどについても関心を持ちますし、知識も身につくことを期待してるんですよ。なかなか自分なりの言葉にして、ブログ記事を書くに至りませんが、投資を始めたばかりのころよりも、格段に知識量は増えている実感はあります。
自分のお金を運用しているのですから、リサーチにも学習にもチカラが入りますよね。

これは「投資をする理由」ではありませんが、金融商品がたくさんあって、選択肢に溢れてる。証券口座も、すべてネット上で完結することができて、煩わしくないし手軽に始められるし、終われるんですよね。
こうした利便性の向上が行動を後押ししてくれたのは、事実です。

リスクを取らないとお金は増えない

ずっと「銀行に預けておくのが一番安心」って思ってましたよね。しかし、ゆるやかではあるものの、デフレを脱しインフレ傾向に向かおうとしていることを見ても、普通口座に置きっぱなしだと、お金の価値は下がる時代に向かってるのだと思うのです。日銀もインフレ目標を2%に設定していますしね。
投資をしないとゆっくりと損をし続けるということだと解釈しています。

これから先も、リスクを取らないでもお金が増えるという夢のような時代は、もう、やってきそうもありませんよね。僕が子供のころ「ワリトーが年8%」とか「郵便局の定額貯金が7%」みたいなことを言ってたように覚えています。昭和の時代のそんな夢みたいな話はもうムリですよね。
仕事だって同じだと思うのですよ。リスクを取らなければリターンはありません。リターンが欲しくて、みんな一生懸命勉強するし、リサーチもするのです。失敗だってありますが、まずリスクを取らないと何も始まりませんよね。
なのに、なぜお金に関してはリスクを避けようとするのでしょうか? リスクの取り方を勉強すればいいのだし、試行錯誤を繰り返せばいいのだと思います。
もちろん失敗することもありますが、正しく不安を認識すればいいのです。経済が成長する時代になれば、何もしなくてもインフレ=お金の価値が下がるのですから。

何よりも、自分自身でお金に関する情報に向き合って、リサーチして、自分で考えるチカラを得られることが一番大切なんだろうと思います。
つまり、僕が投資をする理由は、冒頭の「経済的余裕を得るため」ではありますが、同時に「資産運用に関するリテラシーを高めるため」なのです。

投資方法や保有してる商品を変えたくなりますよね

インデックス投資を始めたときに考えたことを整理してみる」で書いたように、いろいろ考えた結果、インデックス投資という方法で資産を運用しています。

「よし! この方法に決めた。これで放置だ、バイ・アンド・ホールドだ」と思って始めたのですが、投資開始、2年も経たないうちに売り買いしています。まぁ、現金に余剰が出れば、金融商品を購入することになるので「買う」はいいんでしょうけどね…。

「リテラシーを高めるため」にいろんな情報を常時観測しているのですが、手法や対象を変えたくなるような情報にめぐり会うのですね。「あ、こっちのほうが良さそうじゃん」などと、心が動いてしまうのです。
ずっと同じ商品を保有し続けるというのは、実はとても難しいことなのかもしれません。
これからもずっと、この衝動と付き合い続けることになるのだろうと思っています。

投資の方法論を検討し続けるべきなんでしょうね

今「こうだ!」と決めても、環境やら商品やら変わってきますからね。現に、今一番多く保有している、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)は、僕が投資を始めたときには存在していませんでしたから。
で、今は「現金余ったら、楽天VTか、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)のどっちかを買っとこう」って思ってます。
これから先も、方法や商品を変える結論にいたることもあろうかと思っています。その過程が正しければ、とくに妨げることはないと思っているのですね。
「筋を通す」というか、正しく変更できれば何も問題はないはずなのです。

そのためには、常に考え続けつつも、思考の履歴に沿った行動をとるべきなんだろうと思っています。そして、その考えかたの変遷をこのブログに記録しつづけようと思っています。
「オレはあのとき、こう考えた」なんて忘れちゃいますし、その後の結果からバイアスかけたりしますからね。こうしてブログで、そのときその時の出来事として残していこうと思うのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。