自前のベーシックインカムを作る
2019.03.28
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。自前のベーシックインカムを形成できたと思っています。収入がなくても生活できる状況を作れているはずなのですよ。「生きるための仕事を拒否して、楽しいことだけをやる」という状況が、目の前にあるのです。やってみなきゃわかりませんけどね…。
「資産運用」というカテゴリを作っておきながら、あまり記事を投稿できていないことに、ずっと後味の悪い感じを持ち続けてるのですよ。
とはいえ、投資に関する知識が豊富なわけでもなく、インデックス投資をしているため、日常的に売買を行うわけではありませんので、波風の立たない日常なので、書くことがないのですよ。
一応、世界的なトピックには興味を持ちつつ、資産の増減は監視しつづけてはいるのですが、そこから記事を生み出すほどの知見はもっていないのです。
なので、僕なりに資産運用に対する考え方を定期的に記録していこうと思っています。
「自前のベーシックインカム」という考え方
ベーシックインカムという言葉をご存知でしょうか?
簡単に言うと、生活に必要なお金を国が支給してくれるという制度ですね。
ベーシックインカム:
ベーシックインカム(basic income)とは、最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するという政策。基礎所得保障、基本所得保障、最低生活保障、国民配当とも、また頭文字をとってBI、UBIともいう。世界中で限定的なパイロットプログラムも始まっている。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ベーシックインカム(2019年3月28日現在)
この制度の是非については、ここでは語りません。
このベーシックインカム「自分の分は自分で用意すればいいじゃん」と思っているのですよ。
僕は50代半ばの今、セミリタイア中です。
もともとの働き方がフリーランスなので、サラリーマンの方々のように早期退職のようなイベントは経ていません。一緒に仕事をしている人々に対して、新規案件の受注を停止することを告げたのです。
現在、運用中の案件がクローズすれば、そのまま無職になりますので、そこから1年以上の長期休暇期間を設ける予定です。
その後、また働き方を変えた上で、労働市場には戻るつもりでいます。
僕はこのブログ内では「生産的な趣味」という言い方で統一していますが「好きなこと」「やりたいこと」「楽しいこと」だけを、自分のペースでやりたいのですよ。
労働の真似ごとのつもりではいますので、収益は欲しいのですが、自前ベーシックインカムがあれば、それは後回しにすることができますよね。
働き方を自分で決めるためのベーシックインカム
割と「人生100年時代」という言葉を真に受けているのですよ。
「100歳まで生きるのが夢」みたいな話じゃなくて「100歳まで生きたらどうしよう」って意味ですよ。
僕は、ずっと国民年金だけの時期が長くて未納期間もあるので、65歳で年金の受給を始めても月額8万円程度なのですよ。
これだけでは、ちょっとキツい。
なので「収入を得続ける」「自前ベーシックインカムを形成する」の両面作戦を取り続けるつもりなのです。
(参考:「フリーランスの老後」をプロジェクト化)
ものを作ることが好きだし、承認欲求もあるので、仕事をやめることはイヤなのですよ。
でも、生活のために仕事をするのはもっとイヤなのですよ。
自分のやりたいことだけやって「これが仕事です」と、言い張りたいのです。
現状「自前ベーシックインカムできた」と思っている状況であり、まだ身体が動く状態でもあるので、とりあえず働き方を変えるための行動を始めてみたところなのです。
「マズい! 計算違った。見込み甘かった」となっても、まだ路線変更できると思っているからです。
このまま逡巡し続けて、行動する時期を遅らせたくないですからね。
これから訪れる未知の領域なので、予測でしかありませんが「やりたいこと」だけをやるようになると、勝手にやる気が出て、学習や作業の効率が上がるんじゃないかと思っているのですよ。
ベーシックインカムに関する皮算用
山口県萩市に完全移住するつもりなのですよ。現在、住居兼東京の作業場として使っている、江東区清澄白河のマンションは賃貸で運用する計画です。
おそらく、貸出開始時で月額20万円。建物の劣化とともに下がり、15万円くらいまで下がった時点で売却を検討しようかと思っています。
ざっくりと皮算用をする上で「月額17万円で死ぬまで」みたいな考え方をしています。
毎月「○年○月末現在の金融資産の保有状況」という定期コンテンツを上げていますが、現在2,000万円程度の金融資産を運用しています。
これを75歳まで、取り崩し運用するつもりでいます。
なぜ「75歳まで」かというと、年金の受給を75歳まで繰り下げて、それ以降は、繰り下げによって加算された、月額15万円程度の年金を受給する予定なのです。
2,000万円の元本を4.8%で運用すれば、20年間、毎月13万円ずつ取り崩すことができるのですよ。
(僕はこういう計算をするとき、モーニングスターというサイトの機能を使っています。便利ですよ)
つまり、大ざっぱに「死ぬまで月額30万円程度のベーシックインカムはあるな」と思っているのです。
僕の場合、もろもろの事業経費がかかる体質になっていますから「働かなくても、毎月30万円もらえるサラリーマン」と同じワケではありませんが、感覚的に「贅沢はできないけれども、食っていくことはできる」という水準だと思っています。
東京で生活するには少なすぎると思います。なので「住居費の安い地方に移住することでリスクを軽減しよう」という側面もあるのです。
とりあえず、家族の収入や支出は計算に入れていません。あくまでも、僕個人の場合の話ですから、実際の状況はまた違ってきますけどね…。
それと僕は今、打ち合わせにも顔を出さない「完全リモートワーク」状態になって、1年近く経過しているのですよ。
そうすると、人と会いませんしストレスもかかりませんから、生活コストがグンと減りますね。
そこから、二拠点生活の移動費を捻出しているようなものです。
なので「自前ベーシックインカムだけで生活できるぞ」という自信は深まっているのですよ。
- 自前のベーシックインカムを形成して生活には困らない状況を作った
- 生きるための仕事を拒否して、楽しいことだけをやる
- その前に、1年以上の長期休暇を取る
という状況が、僕の目の前にあるはずなのですよ。
そんなに簡単に行くもんなのかどうなのかは、やってみないとわかりません。
「ならば、やってみるしかないよね」
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。