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もっと早くブログ始めとけばよかった

2018.08.14

こんにちは、萩ドットライフ()です。

このブログを開設してからひと月が経過しました。開設前から書き溜めていたものを含めてこれが68記事目。未だに検索からの流入は皆無に等しいし、何も始まっていないのだけれど、意識だけは変わりました「もっと早く始めていればよかった!」。

ブログをナメてた

「もっと早く」って、3年とか5年とかのことじゃないんですよ。
僕が「ブログ」ってものをはじめて認識したのって、2003年か2004年くらい、きっかけはMovable Typeを知ったことですね。
このときになんでもいいから書き始めときゃよかったと思ってるんです。
その前から、日記を公開してる人って多かったですよね。そういうサービスをcgiで提供してる会社もいっぱいあったし。
だから、その延長だとしか思わなかったんです。「日記を晒してもなぁ…」って思ってたんですよ。

Movable Typeにはハマりましたよ。
当時、シンガポールの日本語フリーマガジンを発行してる会社に出資したばかりで、まずやったのが、Movable TypeをCMS(Contents Manegemant Stytem)として使ったWebサイトの構築の提案ですもん。「早い時期に紙をやめて、Webに移行しないと死ぬよ」と。
結局、はじめて触るMovable Typeを勉強しながら僕が構築したんですけどね。
会社が、外部の業者に発注できるまでの財力になる2015年まで、僕がボランティアで改修も更新作業もしてました。

そのサイトの中で、経営者やスタッフのブログを開設したりもしてたんですけどね。中途半端な感じで終わりました。
「みんなで書こう」「一緒に書こう」はダメですね。

ほんのちょっとだけど、明らかに意識は変わりますよ

Movable Typeでも、今この「萩ドットライフ」で使ってるWordpressでもいいので、そのときに自分のブログを初めておけばよかったと後悔しています。「ダサい日記でも全然よかったじゃん」と。

こうして、先月からブログを書き始めたわけですが、なんとなくですがブログの効能を理解し始めてるのです。自分が書き始める前から、興味を持っていろんなブログを読んでいて目にはしてたのですが、理解できてませんでしたね。
「目には見えてるけど、認識できてない」状態だったのですね。

特にフリーランスはブログを運営すべきだと思います。後述しますが、コレ自体が仕事にもなりますしね。
でも「忙しくてブログなんてやってられない」「twitterやfacebookで情報発信すればいいんじゃないの?」って思っちゃうんですよね。
それでも、実際にブログを書き始めると意識が変わりますよ。もちろん個人差はあるんでしょうけどね。

まずは、自分で自由にアウトプットできる事自体が、とても快適なんですよ。
日常的にアウトプットって、どうしても一定の制約がつきまとうでしょ? 多くの場合は仕事ですよね。
上司やクライアントの要望を盛り込んだカタチにしなきゃいけなかったり、利益や主張を叶えるものにしなきゃいけなかったりしますからね。
「自分が思う通り」ってわけにはなかなかいきませんよね。

そして、自分の思考を記録できることですよね。
学んだこと、考えたこと、そしてたどり着いた結論をずっと残せるし共有できる。共有する相手の中には「未来の自分」もいます。
こうして公開するのですから、自分をどう表現するのかという要素が含まれますので、見解や感情などを適確に表現するための言語化の学習になりますよね。

ブログって文章を書くだけではなく、デザインやマーケティングについてもすごく気にしますよね。
職業的に関わっていない限り、Webデザインに携わったり、Webマーケティングについて勉強したりすることなど、なかなかないと思うのです。
ライティング(文章を書くこと)にしても、Webライティングという、聞き慣れない言葉を目にすることになりますし。

ブログを運営することで、スモールビジネスを経営するに近い状態に自分を置けると思うのです。

ブログからの収益に期待する

ブログが「スモールビジネスを経営するに近い状態」と考える理由は、実際に収益を期待できるからなのですね。「ライティング」「デザイン」「マーケティング」などについて、学習し思考し、試行錯誤を繰り返した結果が、収益というカタチで現れるのです。
いろんなブログをググって回ると、「運用報告」というタイトルで、アクセス状況や収益を公開されているかたが少なくありません。
中にはブログの運用だけで生活する「プロブロガー」という職業も生まれています。もう「ブロガー」は、職業として認知されてますよね。

僕はセミリタイアを考えている今、ようやく「ブログ頑張ろう」「収益得よう」と思い始めたのです。
ずっとずっと「案件を請けたほうが効率いい」「ブログで稼ぐ金なんていらない」と思っていたのです。ブログをナメていたのです。
僕の思考から抜け落ちていたのは「ブログ運営は自己完結(スタンドアローン)の職業」だということです。クライアントも代理店も外注先も不要なのです。
もっと早いうちから、労働による収入源を「クライアントワーク」と「スタンドアローン」に分けて考えておけばよかったと思っています。

他に「YouTuber」なる職業が誕生しているように、今はない職業が今後誕生してくる可能性は充分にあります。
「これ、すごく楽しそうじゃん!」という職業が生まれたときに、僕も対応できるようにしておきたいのです。
出遅れはしたけれども、ブログをはじめてよかったのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。