ブログを書くって、自意識との戦いですね
2018.08.20
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。この記事がブログ公開後80記事目。いろんな先人たちのブログ記事を読んで設定した「まずは3ヶ月間で100記事」は達成できそうな感じ。でも、いっぱい書いていれば、そのうち上手くなるだろうって思ってたけど、それは思い過ごしなのかもしれません。
そんなこと、昔から何回もあったじゃん
ブログを書くって「文章力が」とか「構成力が」とか以前に、「過剰な自意識」との戦いですよね。
素直な文章ってのもあるんでしょうが「話を膨らませたり」「あれも入れたい、これにも触れたい」みたいなのがどんどん加わって来ますし、書きながら熱を帯びてきますから「粋がった表現」「カッコつけた言い回し」が増えてくるんですね。
後から読んで「ぅあぁぁぁぁ……」ってなるのです。
まだ1日、数10pvなのですよ。誰も読んでなんかいないのです。なのに「どう思われるるんだろう」「あの人にこのブログ見つかったらどうしよう」とかいろいろ考えちゃうんですよね。
「誰にも読まれたくない、ヒッソリと書き続けたい」と「来訪者全然増えないじゃん、もっと来いよ」の間を行きつ戻りつしているのです。
これ、ブログだけの現象じゃないんです。
僕はフリーランスのWebデザイナーなのですが、昔作ったファイルとか見ると、地獄ですよ。Webなので、技術的な問題や環境的な問題でショボショボだったりするのですが「よくこんなんで納品したな。金取ったな」みたいな気になります。
おそらく、今の案件を数年後見ても、そう思うはずです。そんなもんなんですね。
いつまで経っても「昔のオレは下手くそ」なのですよ。
「オレ、文章書く訓練なんか受けてないけど、ずっと書いてればそれなりに上手くなるだろ」と思ってました。
一面では当たってるとは思うのですが、反面、いつまで経っても「ヨシヨシ上手くなったぞ」と感じる日は来ないと思うのです。デザイン仕事と同じですね。
ライティング以外でも、それは言えますね
「ブログは自分が苦手なことの方が多いから面白い」と思っているのです。
デザイナーを生業にしている僕に取って、ライターやフォトグラファー、マーケッターなんてのは、なんとなく近所にいるけども、僕にはできない仕事をしている人たちなのです。
ブログが面白いの、そういうメディア運営に関わる全ての職種に携われることにあると思うのです。
デザイナーを除いたら、全ての職種において僕は初心者なのですから「とりあえず、ちょっとやってみる」「後から見て、ぅあぁぁぁぁ…ってなる」を繰り返すことになると思うのですね。
そして、いつまで経っても「上手くなった」感を得られないのだろうと思います。
デザインにしても、Wordpressのテーマをカスタマイズするのは、はじめてなので、そういう面では初心者なのです。
この辺は、アクセス解析と収益額をモノサシにするしかないですね。
「これだけ稼げてるんだから、オレは上手くなったんだ」で折り合いをつけるしかないです。
「小規模なゼネラリストになる」みたいな感じ、ちょっとワクワクしますよ。
ずっとデザイナーだったので「この分野の専門家さん」みたいな感じでやってきましたからね。自分にちょっとした変化をもたらしてくれるような予感はしています。まだ得られてないけど。
続ければ続けるほど優位性が増す仕事作らなきゃ
自分がやったことが残り続けるんですよね。「実績」とか「ポートフォリオ」みたいな感じで自分が管理するんじゃなくて、サーバー内でずっと晒されてる。こっ恥ずかしいですよね。
僕の思考や行動が、ずっと記録として残ることだから、それが大切なことではあるんですけどね。
自分自身にとってもそうだし、誰かが検索で見つけて「そうそう、こういうと」って思ったり、「状況は同じだけど、萩ドットライフと同じ考え方はしないでおこう」って思ってもらったり。
自分が受け取ったバトンを、次の人に渡す感じ、なんか楽しいと思うのですよ。
記事はどんどん蓄積されていきますから、それに連れてこのサイトの評価も高まって行くのですよ。ドメインパワーというらしいです。
ドメインパワーとは:
ドメインパワーは、直訳すれば「ドメインの力」です。検索ロボットは、サイトを巡回しながら「このドメインは信頼できるかどうか」を評価しています。「信頼できる」という評価が積み重なると、ドメインパワーが強くなります。つまり、「検索エンジンからの信頼度=ドメインパワー」ということです。例えば、異なる二つのドメインで、同じ内容の記事を作成したとします。この場合、ドメインパワーの強いドメインの記事が、検索結果の上位に表示されるのです。
出典:ロングテールSEOで重要な「ドメインパワー」とは? | セルバマーケティングブログ(2018年8月20日現在)
ブログって、長くやればやるほど優位性と価値が上がるビジネスなのですよね。
そのためにも、他では手に入らないデータが蓄積する仕組みとポジショニングを狙った方が良いと考えてるのです。
当面僕は「自分へ向けた有益情報を書こう」と思っています。それが思考と行動を記録することなんです。自分の頭の中を整理し続ける動機として、このブログを活用することなんです。
それが結果として「誰かにとっての有益情報」になれば一石二鳥だと、そんな感じで考えているのです。
自意識が丸出しになるからこっ恥ずかしいんでしょうね
ブログって、自分自身が意思決定して、成果も得るし、代償も負うビジネスなんですよね。規模の代償は能力によりますけど。なので、すごく楽しいですよ。
逆に、すべてを自分だけでやれちゃうから、いろんなところに自意識が散りばめられちゃうんですよね…。
でも、それに気づいて「こっ恥ずかしい」と思うのも自意識なんですよね。他人は誰も、僕のことなんか気にしちゃいないのですよ。
今まで自分が仕事上で「イヤだな」って感じたことを思い出してみましょう。
大勢の参加者がいて、いろんな人々の意見やプライドが錯綜して、意思決定が分散して、ガシャガシャした仕上がりになっちゃう。
そんな案件に携わるのが、すごくイヤでした。
自意識が丸出しで、こっ恥ずかしいブログのほうが、はるかに楽しいのです。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。