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このブログを誰に向けて書こうか

2019.02.04

こんにちは、萩ドットライフ()です。

このブログを開設してからずっと、ぼんやりとアタマの中にありつづけながら、一度も言語化しなかったことがあるのですよ。それが「このブログを誰に向けて書いているのか」ということなのです。基本的なことなのでしょうが、なぜか思い至らなかったのです。

そういや「ペルソナ」とか書いてあったな、と

これってマーケティング用語なんですよね。
その昔、言ってた「ターゲット」をもうちょっと詳細に設定して、「一人の架空の人物」を想定することみたいな解釈で合ってますかね?

なんとなく仕事でも聞いたことあるし、いろいろとググってる最中にも、よく出てくる用語ですよね。
ブログの書き方を調べてる最中にも、よく見かけました。

なんとなくアタマでは解ってたけど、しっくりきてなかったんですよね。
そうそう、以前「人間関係でも仕事でも「しっくりくる」って大切」って記事を書いたのですが、こういう場面にも当てはまるのですよ。

実践の前にいろいろ調査してる段階では、なんとなく知識をインプットできただけで「しっくりきてない」のですよ。
実践者になってみて、しばらくアウトプットを継続して、はじめて「あのときのアレは、こういうことか」と、あとから「しっくりくる」ものなんですよね。

正直、今でも「ペルソナ設定とか、そんな細かいの要る?」と思っていなくもないのですが、なんとなく、自分で勝手に「このブログを読んでる誰か」を想像しながら書いちゃってるもんなんですよね。

「年齢」「性別」「収入」「趣味」「居住地」……。
いろんなところに書いてあった「ペルソナの設定方法」の通りかと言えば「そうかな」とも思うのですが、なんとなくそれって本質的でもないような気もしてるのですよ。

たぶん「自分が言葉を届けたい相手を鮮明にした方がいいよ」ってことなんでしょうね。
そのうち、僕のしっくり感も変わってくるかもしれませんが、今はこのくらいの解釈でいようと思っています。

最初っから、ぼんやりとは設定できてたんです

昨日投稿した「運用報告[2019年01月度/公開後07ヶ月目]」を書きながら「ああ、こういうことなのかな」と思いついたのですよ。

僕は、このブログを書きながらずっと「過去の自分」に話しかけてたんですよね。

  • 過去の自分を正当化
  • 過去の自分と反省会
  • 過去の自分と作戦会議

みたいなことをずっと繰り返してるのですよ。
「なんか暗いな」とも思いますが、僕はブログを書く前から、ずっとこんなことを繰り返してるのですよ。
ずっと考え続けながら、ジワジワと自分を変え続けてるのです。

ブログを書きはじめたことで、やっとそれらを言語として記録することをし始めたのです。

だから当然、過去の自分と共有できるワードで会話をしますよね。

  • セミリタイア
  • 二拠点生活
  • フリーランス
  • デザイナー

あたりが、話題の中心になるのはとても自然なことだろうと思うのです。

こういうのを「ペルソナ設定」ってことにしちゃダメなんでしょうかね?

昨日投稿した「運用報告[2019年01月度/公開後07ヶ月目]」で、

なんとなく、僕よりも10歳年下くらいの方に読んでもらえるブログに仕上げたいと思っているのですよ。
僕がなんとなく「人生リセットしたいな」と思いはじめて、働き方を変えたくなったのが、40代後半くらいですから、同じような人たちがあとから続いてきてるイメージを持ってるんですよね。

と書いているように、20年前の僕と同じように「フリーランスになろうとしてる人」、10年前の僕と同じように「そろそろセミリタイアを考えたいな」と思ってる人、5年前の僕と同じように「50歳になったらデザイナー業、キツいな」と思ってる人。
そして今の僕と同じように「セミリタイアも二拠点生活もはじめたよ。デザイナーも休もうと思ってる」みたいな人が、いつの時代もいると思うのですよね。

そういう人に向けて書こうと思っています。

これもまた、流動的なんでしょうね

僕自身も、このブログを書きながら、いろんなことを考え続けますし、「やったこと」の数も増えていくはずなのですよ。
だから、ジワジワと「ペルソナ設定」が変わることもあるかもしれません。

あとになって「2019年頃に考えてたこと、やってたこと。失敗だったな」ということになるかもしれませんし、今と全然違うことを言い出すかもしれません。

僕は今50代半ばなので、あと5年書き続ければ「還暦ブロガー」になるのですよ。
その頃には、セミリタイアやら二拠点生活、または、もう一度何かの初心者に戻って「二段目のロケットに着火」みたいな考え方、生き方に関する文章を少しでも多くアウトプットできていれば嬉しいのです。

昨日投稿した「運用報告[2019年01月度/公開後07ヶ月目]」でも書きましたが、僕の年代でこういうことを実践しながら書いてる人って、それほど多くないと思ってるんですよね。
むしろ、評論家的な方々が広い視点と深い洞察をもって、上手な文章を書かれているものが多数だと認識しているのですよ。
もちろん、僕もよく目を通していますし、参考にもしています。

おそらく「個人の視点と、場当たり的な思考と行動の変化」を記録していくコンテンツは、これから価値を増していくと思ってるんですよね。
このブログを、そういうポジションに置きたいと目論んではいるのですが、そのためには、この文章のクオリティをなんとかしなければ…。

文章のクオリティって「Organic Searchからの流入」と「平均セッション時間」だと思ってるんですけどね。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。