このブログの立ち位置を整理しよう
2019.04.06
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。公開して人様の目に触れるブログですから、一応「どんな人に向けて記事を書いているのか」みたいなことは考えているのですよ。ただ、たまたまGoogleアナリティクスのユーザー属性を見て、思いのほか若い人に読まれていることに気づいたのです。
ユーザー層、思いのほか若かった
僕が50代半ばのオッサンで「セミリタイア生活はじめたよ」とか「二拠点生活を…」「仕事やめるぞ」「老後についてどうしたこうした」書いているブログなので、漠然と読者も同年代の人々だろうと思っていたのですよ。
セッション数やページビュー、集客チャンネルなどにはとても関心が高くて、ほぼ毎日Googleアナリティクスをチェックしているのですが、ユーザー属性に関してはぜんぜん興味を持っていませんでした。
それが、たまたまチェックしてみると、25-34男 > 35-44男 > 45-54男 > 25-34女 > 35-44女 > 45-54女、そしてその次に55-64男、だったのですよ。
「あれ? 思ってたよりも若いぞ」というのが第一印象、ちょっと意外でした。
これを機に、このブログの立ち位置を整理しておこうかと思います。
基本的に「今、社会で話題になってること」みたいなテーマで書くことは少なく、僕が今までの人生の中で、考えてきたこと、やってきたこと、そして今、考えてることやってることを淡々と記録していく、言うなれば「オッサンが老いていく物語」なのですよ。
開設当初に予定していた「読者にとって役に立つ情報を」みたいな考え方は、すっかり鳴りを潜めてますね。
なので、僕の状態が変われば、投稿される記事の内容も変わるのですよ。
今は、
- ついこないだまで、フリーランスのWebデザイナーで食っていた
- 50代半ばのオッサンが
- この辺で人生変えたいなと思い立ち
- セミリタイア生活を経て、長期休暇に入ろう
- 田舎に移住しよう。その前に二拠点生活も体験してみようか
- デザイナー業は、もうこのへんで終わりにしよう
- もうワンゲーム楽しみたい、また何かの初心者になろう
- 贅沢さえしなければ、死ぬまで生活できる資産はある
- 承認欲求を満たすために、生産的な趣味としての労働は続けたい
という話を、悩みながら迷いながら、同じところをグルグル周りながら考え、行動している様子を記録していますが、何かのアクシデントで運用資産を失ったら「70代の老人がデザイナーとしてフル復帰を目指す話」に変わるかもしれませんし、病気や事故によって「闘病記・療養記」に変わっていくかもしれないのです。
なんとなくの想定はしていました
僕は今「老後」なんて考えてもいなかった、30代、40代の頃の自分に読ませたい文章が書ければいいな、と思っています。「50代になったら、こんなこと考え始めるようになるんだよ」と。
あと、なんとなく同世代のサラリーマン(公務員含む)のことも意識はしますね。
なんとなく、パラレルワールドにいる自分をイメージしちゃうんですよね。「写し鏡」みたいなものかも知れません。
僕がリタイアを意識しているのは、サラリーマンの「定年退職」を自分に擬(なぞら)えてるから、こういう考え方になるのでしょうし、資産運用を考え始めたのも「自分には退職金がないこと」を切実に感じはじめたからなのですね。
「今、自分がサラリーマンだったら、定年後からフリーランスになる準備に熱中するかもな」などとと想像したりもしています。
なので、僕は、
- 老後をイメージしたい若いフリーランス
- 定年退職後フリーランスになりたい同世代サラリーマン
あたりを読者層としてイメージしていました。
僕に似た人はこのブログを読まないと思う
僕と似た境遇の人は、僕のブログを読まないと思っています。
実際、僕自身がそういう人の存在を探そうとしませんし、なかなか見つからないものなのですよ。
僕は、そんなに大きくは成功してないけれど、失敗もしてない。ほどほどに食えてる層ではあると思うのですよ。
とはいえクリエイティブ系のフリーランスで50代となると、かなり生存率の低いカテゴリに属しているようには感じます。
日常的な肌感覚として、あまり出会わないし、話も聞かないのですよ。
メディアでは、著名クリエーターとか、経営者ポジションで同年代の方を目にすることは多いですけどね。
もちろん「数」としてはそこそこいるとは思うんですけどね、そのへんは精査していません。
その「50代になっても食えているクリエイティブ系フリーランス」の中で「もうそろそろいいか、群れから離れよう」って人になると、もっと少なくなるんでしょうが、そういう人ってあまり他人の動向を気にしませんよね。
僕も、今向き合ってる「セミリタイア」とか「二拠点生活」「資産運用」「ブログ運営」みたいなトピックは興味を持ってずっと調べ回ってますが「50代+フリーランス+セミリタイア」とかで調べませんもんね。
(※今ググったら、このブログの記事が1番でした! ウレシイ。でもキーワードプランで調べたら、月間平均検索ボリューム:0〜10でした、カナシイ)
だからなんとなく「自分に似た人じゃなくて、なんかしらの共通点がある人が読んでくれるんじゃないかな」と思っているのですよ。
なので、25〜34歳の方が一番多かったことに、ちょっとした戸惑いを感じています。
だからといって「25〜34歳の方々に読まれる記事を」などとは考えずに、淡々と今まで通りのことを続けていくだけなんですけどね…。
「ブログの立ち位置」なんて言っても、結局「僕が現在向き合っているもの」しか書くことができないし「それでいいか」というのが結論になっちゃいますよね。
このブログに投稿される記事の内容も、想定する読者層も、流動的に変わって行きますよってことですね。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。