セミリタイアブログを書く意味。50代からのスタート
2019.07.18
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。このブログを開設して1年が経過しました。これは「セミリタイアブログ」です。僕はずっとフリーランスだったので「セミリタイア」は「フリーランスの老後」のことなのです。50代半ばでこの生活をスタートしたことにも、意味はあると思っています。
ブログを開設して1年経過しました
このブログを開設したのが、2018年7月14日。それ以前の日付の記事も投稿されていますが、それらは、開設準備中に、書き溜めておいたものを日付を調整しながら後から投稿したものです。
いつの間にか、あれから1年が経過していました。
PV数や収益に関しては、月初の定形コンテンツ「運用報告」でするとして、今回は投稿している記事の内容について、この1年を振り返ってみようと思います。
開設当時から今までの、自分の生活における大きな変化は
- 二拠点生活を始めたこと
- 仕事量と収入が激減し、セミリタイアっぽくなってきたこと
です。
1年前は完全リモートワークが上手く行った手応えがあり「もう、東京にいる必要がない」「二拠点生活を始めよう、地方移住を視野に入れよう」と、ぼんやりと考え始めていた頃でした。
今や、完全リモートで作業することが当たり前になりすぎて、意識していないほどです。
(参考:そうだ「完全リモートワーク」してたんだった)
同時に、1年前の自分が予測していたよりも早い速度で、運用を依頼されている案件がクローズしていきました。
「受け持ち案件がすべてクローズするタイミングを待って、1年以上の長期休暇を取ろう」と考えていたのですが、もしかして今年中には実現するかもしれません。
わかっていたことなのではありますが、急速な展開にちょっとビビっています。
(参考:セミリタイア・ブルー。収入が月20万円を下回りました)
投稿する記事も「セミリタイア」や「地方移住」「フリーランスの老後」に関するものばかりになってきました。
身の回りの変化に伴い、これらのことに対する真剣味がちょっと増してきているのですよ。
仕事が急速に減って、暇になったこともあり、なんだか、ずっとこれらのことを考えているのです。
毎朝起きてから「さて、何について書こうか」とテーマを考え始めるのですが、結局似たようなものになっちゃうんですよね。
同時に「なんか最近、日記(今、僕が考えていること)みたいになってきちゃってるな」とも感じます。
この傾向がいいことなのか、悪いことなのかはわかりません。
1年経過した現在、まったくPV数が伸びてきていないので、スタートダッシュに失敗した感はあります。
最大のテーマは「セミリタイア」なのです
開設時にサブタイトルを「山口県萩市でセミリタイア生活」と決めたように、このブログは、これから四半世紀くらい続くであろう、僕のセミリタイア生活の記録なのですよ。
「毎日、書けることを書く、クオリティ低くても投稿する。とにかく継続する」という考え方で、始めたばかりなのです。
僕は現在、50代半ば。30年くらい前、僕が社会に出た頃のサラリーマンの感覚でいえば、すでに定年退職の年齢なのです。だから、決して「アーリーリタイア」ではありませんね。
30代半ばからフリーランスになりましたので、退職金はありませんし、厚生年金に加入していた期間もとても少ないので、低年金者なのですよ。国民年金の受給額に毛が生えた程度しか受給できません。
したがって、僕が意図する「セミリタイア」は、いつまでも完全リタイアしないことなのですよ。
ずっと、たぶん後期高齢者になるくらいまで「セミ」の部分を残し続けることが、僕の考える「セミリタイア」なのです。
なので、サラリーマンの方がイメージする「セミリタイア」とはちょっと異なるかもしれません。「フリーランスの老後」という言い方の方がしっくりくることも多かろうと思っています。
この、定年退職するわけでもなく、しないわけでもなく、ずっとグズグズと働き続ける感じ(=セミリタイア)って、今後それなりに需要を増してくる情報だと思うのですよ。
この、メインテーマである「セミリタイア」に加えて、周辺テーマにとして記事を作っていこうとしているのが「資産運用」と「田舎暮らし」です。
これからの時代、関心が高まってくる、
- 終身雇用が崩壊しつつある社会での、働き方
- 年金不安を煽る言説が増えつつある中での、お金の話
- 地域活性化が推進される環境下での、実体験
などを「自分ごと」として記録していきたいと思っているのです。
そうすることが、いつか誰かの目に止まって役に立つはずだと信じています。
おそらく、これからしばらくは需要が高まり続ける情報だと踏んでいるのですが、答え合わせは10年後くらいでしょうかね。
価値観の変遷を記録する
僕は、50代半ばでセミリタイア生活をスタートさせました。
だから、これから僕と同じように、
- 40代半ばくらいから「定年までフルで働くの、嫌だな」と思い始めた
- 50歳になったくらいで「セミリタイアっていいな〜」とちょっと憧れ始めた
- 50代半ばで「今だったら、セミリタイアできるかな」と行動を考え始めた
そんな人たちに向けて、僕が考えたこと、やったことを記事にしておきたいのです。
セミリタイアをして「良かった」と思うことも、「失敗した」と後悔することもあるはずなのです。
「新しいことを始めるぞ」と意気込むときもあれば、「もういい加減、休みたいよ」とユルユルになるときもあるはずなのです。
そして、そんなことを繰り返している間に、ものの考え方は変わってくるはずなのです。
それらを上手く記録し続けることが「セミリタイアブログ」の役割なんじゃないかと思っているのです。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。