Googleアドセンスの収益が、8000円に到達しました
2019.10.17
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。相変わらず、ゆっくりとしたペースながら少しずつ上昇し続けているこのブログ。ようやくGoogleアドセンスの収益が、8,000円(支払い基準額)に達しました。無職になった翌月に、このちっちゃい芽吹きと出会えたことが、ちょっと嬉しいのです。
はじめて支払いを受けることができます
このブログを開設したのが、2018年7月14日。
それ以前の日付の記事が投稿されていますが、それらは準備中に練習用で書いていた記事を、日にちをさかのぼって投稿したものです。
Googleアドセンスの申請をしたのが、2018年7月16日。
そのときすでに、空のカテゴリが生じないようにまんべんなく計12本程度の記事を上げた状態で申請しました。
いろんな方のブログを参考にしながら、「プライバシーポリシー」や「お問い合わせ」のページを作ったりしていました。
Googleアドセンスが承認されたのが、2018年7月25日。
(参考:Googleアドセンス、アカウントの承認手続きが完了しました)
「なかなか順風だな」と感じていました。ブログを開設して10日後には収益化できるツールを手に入れたのですから。
「3ヶ月かけて100記事くらい書けば、月間10,000pvくらいいくかな?」
「1年も続けていれば、毎月1万円くらいの収益にはなるだろう」
などと思っていました。
全期間の収益が1,000円を超えたのが、2019年1月14日。
Googleアドセンスを設置してから、173日目のことでした。
全期間の収益が1,000円に達すると、住所確認のためにPINコードなるものがGoogleから郵送されてくるのですよ。
そこに書かれているコードを入力することで、その住所に所在していることが確認され、続いて収益を受け取るための銀行口座を登録することができるのです。
「ようやく、収益を受け取ることができますよ」というセレモニーのようなものですね。
そして2019年7月16日。、ようやく「全期間」の収益が8,000円を超えることができました。
Googleアドセンスを設置してから、448日(14ヶ月21日)かかりました。
この8,000円という数字が「振り込み基準額」なのです。
Googleアドセンスを設置してブログを運営していますと、それなりの収益は得られるのですよ。
でも、それは数字上貯まっていってるだけで、毎月振り込まれるわけではありません。
8,000円を超えてはじめて振り込みがなされるのですよ。
1年以上かかって、ようやく振り込み基準額に達しました。
当初、思っていた「1年も続けていれば、毎月1万円くらいの収益にはなるだろう」なんて、とんでもないことでした。
牛歩ではありますが、とりあえずゼロがイチになったので、ヨシとしようと思います。
フリーのデザイナーになったときもこんな感じでした
「20年以上前に、フリーランスになったときもこんな感じだったな」と思い出しています。
以前「フリーランスになったころの失敗を記して、平成時代を後にしよう」という記事を投稿していますが、開業当時も自分の見込みが甘くて、スタートダッシュが上手くいかなかったのですよ。
結局、Webデザインの仕事が順調に回りはじめて、なんとか胸をなでおろすことができたのですが、きっかけになったのは、1本3,000円で受注したバナーでした。
開業3年目のことでした。
当然それまでも借金をしたり返したりしながら、食いつなげる程度の仕事はスポットで請けていたのですが、「なんか、先が繋がったかも」という手応えを得たのが、この3年目の3,000円のバナーの受注だったのですよ。
その翌年には、仕事が切れなくなっていたし、さらに3年後には頭金握りしめて、マンション買いにいってましたから…。
成功体験を繰り返そうとすることが、いいことなのか? 悪いことなのか? 今の時点ではよくわかりません。
でも「あのときの3,000円」と「今回の8,000円」がなんとなくオーバーラップしてしまうのです。
50代半ばになり、人生に節目を作ろうと、デザイナーをやめて無職になり長期休暇を取ることにしています。
フリーランスですから、いきなり「この日で引退します」と宣言するわけにもいかず、新規案件の受注を停止し、運用案件をすべてクローズさせてから無職になったのです。
それが叶ったのが、先月(2019年9月)だったのです。
なんとなく読めていたとは言え、無職になった初月にGoogleアドセンスの収益が、8000円に達したことで「おっ、なんか幸先いいな」などと思っています。
道を外れたら、新しい景色が見えるものなのですよ
20年前にフリーになったときも、無職になってみた今も、どちらとも自分の価値観を問い直すフェーズだと思っています。
「人生の転機って、作るもの? 作られるもの?」でも書いたように、僕自身は自分で能動的に、そういう状態を作っていると思っていますが、本当は社会環境に支配されていて、そういう決断をせざるをえないように追い込まれているだけかもしれません。
20年前フリーになったときには、どうにかこうにか生き延びることができました。
今回、無職になったことも、これまで歩いてきた道を外れたことには間違いありません。
その外れ方が、これで正しかったのかどうかは、まだわかりません。
老いて、道を外れるパワーを失ってしまったら取り返しがつきませんからね、今のうちに試しておくしかないのですよ。
もしかしたら「失敗」「挫折」と判断すべき状況に陥るかもしれませんが、それはそれで仕方ないのです。
生きてりゃ勝手にそういう機会はやってきますからね。
だから定期的に「道を外れてみる」という行動を取ることはいいことだと思っています。
人に恨まれるのは嫌なので、軽々に「フリーになっちゃえよ」とか「会社辞めて、何年か休めば?」などと勧めるつもりはありませんが、「世の中、どんどん道のないとこを歩きやすくなってるな」と思っているのです。
逆に決まったことを上手にできる人の評価が、グングン下がっているような感じもするのです。
不安も期待も両方ともありますが、また道を外れてみました。
そうすると「なんか、ちっちゃい芽が出たよ」という体験です。
448日間で8,000円、均すと日給18円弱…。ちっちぇえ。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。