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可処分時間をありがとう

2020.05.17

こんにちは、萩ドットライフ()です。

Googleのコアアルゴリズムアップデートによって、ここ数日の来訪者数が激減しています。アクセスが減ると、悲しいものですよね。同時に、改めて「このアクセスって、みなさんの可処分時間の積み重ねなんだよな」みたいなことを感じているのです

検索エンジンからの流入、激減中

だいたいいつも、4時台か5時台に目が覚めて、作業部屋にあるPC(Mac×2・Win×1)をスリープモードから復帰させ、検索順位チェックツールGRCを回し、Google Analytics、Google AdSense、Search Consoleと、お決まりのツールを次々とチェックしたあとに、なんとなくSNSを眺めたり、Yahooなどのニュースサイトを巡回したりしつつ、「今日は何について書こうかな」と、ブログネタを考えています。

今日のような日は、時折あるのですが…。目覚めたら7時過ぎていたのですよ。

昨日は昼過ぎから、なんだか身体が重いし何をやっても集中できず、早めにエチゾラム(睡眠導入剤)を服用し、夜の8時前にはベッドの上でYouTubeを観ながらダラダラと過ごし、そのまま寝落ちしていましたから、おそらく9時前には就寝していたはずです。

少なくとも10時間は寝たことになりますね。
夜中にトイレに起きたような気もしますが、夢だったのか? 現実だったのか?

こうしてPCに向かい合っている今、背中と腰が痛くて、頭が重たいままです。

こういう日って、なかなかブログネタを思いつかないのですよ。その上「そうだ、これについて書こう」と思って筆を進めようとしても、2行か3行くらい書いたら「あれ? 書くことが何もなくなっちゃったぞ」と止まってしまうのです。

だから、こうして「寝すぎた」だの「背中が痛い」だの、思いついたことを、そのままに書き進めているのですね。

ブログを運用していたりWebマーケをやってる人にとっては、よく知られた話でしょうが、今月(2020年5月)の5日くらいから、Googleのコアアルゴリズムアップデートが実施されました。

「大変動」だということみたいですね。

みなさんがGoogle検索を使って、なんらかの文字を入力しながら調べ物をしますよね。
その検索結果の並び順を決めるのが、コアアルゴリズムなのです。

それのしくみが、こうしてときどき変更されるのですよ。
すると、これまで検索結果の上位に表示されていたサイトが下の方に追いやられたり、その逆もあります。

これまでも何度かのGoogleのコアアルゴリズムアップデートは経験していますが、この「萩ドットライフ」は、あまり影響を受けてこなかったのですよ。

毎月初に定期コンテンツ化している「運用報告」で繰り返し書いているように「ものすごくゆったりとした右肩上がり」だったのです。

でも、今回は割と強めに、しかもパフォーマンスダウンする方向に影響を受けています。
連日のOrganic Search(検索エンジンからの流入)が、半分程度にまで落ち込んでいます。

まだ月半ばなので、これからどのように変動するかわかりませんが、詳細は6月始めに報告します。

ブログ記事を読んでもらうということ

アクセスが減ると、それなりに悲しいものですよね。

「起き抜けのなぐり書きみたいな文章だもんな。せっかくページ開いても『なんだこりゃ』って閉じちゃう人だっているだろう」

などと思いながら、ずっと書き続けているブログではありますが、少しずつでも来訪者が増えてくると、それはそれで励みになるものなのですよ。

書いたからには少しでも読まれたいものなのですよね。

「可処分時間」という言葉があります。

1日の中で、自分の好きなように使える時間のことですね。
たとえば平日の会社員ならば、出勤前だったり、電車の中、帰宅後から就寝までだったり、僕のような無職のオッサンならば、起きてる時間は、ほぼ1日中可処分時間だったりします。

その可処分時間を、どう使うかを決めるのは自分なんですね。

家族との対話に使う人もいるでしょうし、なんらかの学習をしたり、今ならば友人とオンライン飲み会をしている人もいるでしょうし、なんらかのコンテンツと向き合う人もいるでしょう。

こうして僕のブログ「萩ドットライフ」の記事を読む、という行為。ひと記事を読むのに3分間要するとすれば、僕はあなたの3分間の可処分時間を頂いているということなのです。

考えてみると、身の回りには膨大なコンテンツが存在しているのですよ。

YouTube、ニュースサイト、ブログ、SNS、テレビ、ラジオ、新聞、書籍、雑誌、映画、音楽、え〜っと他にまだ何かありましたかね? きっとまだまだ、いっぱいあるはずですよね…。

改めて「そんなコンテンツの海の中から、僕のブログをすくい上げてくれて、ありがとう」「あなたの可処分時間を、ありがとう」と思うのです。

可処分時間をありがとう

今、「クソっ、Googleアルゴリズムアップデートのせいで、アクセス減っちゃったよ」「アドセンスの収益も半分になっちゃったじゃねえかよ」なんてことを思っています。

たぶんこれからも、こういう事があるたびに、そんな悪態をつくのだろうと思います。
大したアクセスではなくとも、大した収益ではなくとも、減るとやはり悔しいものなのですよ。

ただ前項で触れたように「アクセスも、収益も、誰かの可処分時間の積み上げなんだよな」ということは、忘れちゃいけないと思うのです。

あらゆるコンテンツが人の可処分時間を奪い合っています。
そして、世の中にはこんなにも素敵なコンテンツが溢れているのです。

僕はこうして、ブログを運営していますが、ライバルは「他人のブログ」ではありません。
YouTubeも映画も、小説も…。なのです。

現在50台半ばの僕が生きてきた範囲だけで考えても、時代を追うごとに供給されるコンテンツの量は増え続けています。

こうして、シロートの書いた文章がみんなの目に触れて、なにがしかの収益を得られるなんて、20年前には考えられなかったことなのですよ。

コンテンツ供給過剰時代、ですよね。

そんな中で、僕が書いたブログ記事が読まれないのは、とても当たり前のことなのです。
むしろ、読まれていることの方が奇跡なのです。

このブログを開設した当初とは異なり、1日のアクセスがゼロなんて日はありません。
毎日、誰かがこのブログに自分の可処分時間を費やしてくれているのです。

これって、とても嬉しいことなのです。
この「可処分時間をありがとう」という気持ちを忘れないようにしたいな、と思うのです。

そんなことを考えながら、筆を進めていたら、なんとなく本日分の記事が書けたようです。
背中のこわばりも解け、頭も少し回り始めたような気がします。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。