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セミリタイアの概念を「田舎を拠点にする」にしようかと思ってる

2018.07.08

最終更新日:2018年07月28日

こんにちは、萩ドットライフ()です。

このブログを書きながら、セミリタイヤに対する定義付けに延々と迷い続けています。「請負も協業もせず、ブログ専業にする」と「現在の仕事を断らずに、東京と地方の間を定期的に行き来する」を両極にして、その間のどこに落ち着くかで悩んでいるのです。

セミリタイアの定義って、よくわかりませんよね

セミリタイアとかアーリーリタイアとか言いますね。
僕はここ数年「オレ、セミリタイアするからね」って言い続けてるんですが、言葉の定義をまったく吟味してないんですよ。
なんとなくなんですが「あまり働かないよ」「ヤな仕事請けないよ」くらいの意味合いで使ってます。
ここ数年、もうセミリタイア状態なんじゃないの? とも思います。実際、通勤しないし就業時間って概念もないし、面倒くさそうな仕事は断ってますから。

でも「セミリタイアしたい」って思い続けてるのは、自分自身で「これはセミリタイア状態じゃない」って感じてるからなんでしょうね。
僕、これ書いてる今54歳ですよ。
今「オレ仕事やめる」って宣言すれば、それはアーリーリタイアなのかな? と思いますね、良く言えば。
もともと定年なんてないので、いつ辞めようが誰も知ったこっちゃないんですよね。あまり「アーリー」とか関係ないんですよ。
60歳定年の会社員が50歳で引退したら「お。アーリーっすね」ってなりますけどね。

「人それぞれなんだろうな」ってことですよね

セミリタイアってのは、なんかうっすらと仕事はしてる状態なんだろうな、と感じています。
年齢って関係なさそうな気がするな、と。たとえば、20歳代の人が宣言しても良いわけですし、80歳代の人が「引退してないよ、セミリタイア中だよ」でも良さそう。
人生に占める労働の割合なんて、人それぞれなんですから、好きにすりゃいいわけです。

「こりゃ、人によって違うんじゃないかな」というのがなんとなくの印象ですね。

自分なりの「セミリタイア」を定義するよ

その上で「さてでは、オレにとっての『セミリタイア』を定義するぞ」と思いはじめるわけです。
前述のとおり、毎日電車に揺られて会社に向かうサラリーマンの方々からみれば、僕はすでにセミリタイアしてる人かも知れないのですが、僕自身は「もっとセミリタイアするぞ! さらに! 強く!」などと思っているので、セミリタイアのハードルを上げる必要があるのです。

そこで「萩ドットライフ」なのですよ。

  • クライアントワークの完全リモート化
  • 自己完結型労働の成立
  • 東京脱出

当面、これを自分が考える「セミリタイア」の概念といたします。

クライアントワークの完全リモート化

これが、一番の難関なんですが、この2〜3年で急速に達成しつつあります。
もちろん、大幅収入減とのトレードオフを受け入れる必要がありますので、資産運用との兼ね合いも需要。その上で、仕事のすすめ方を変えています。
僕自身の問題というよりも、チームと言うかグループ内の課題でもあって、どうしても僕がいなくなるパターンを意識しないとマズいのですよね。オッサンなので。
このへんの詳細は追々。

自己完結型労働の成立

とりあえず、これを目指してこのブログを書いています。
Youtubeでもnoteでもいいんですけど、なんとなくhtmlやphpまわりの技術の近くにいて、環境の更新を定点観測したいし、ブログって雑に進めても後からなんとかなりそうな気がするんですよね。
これが少しは収入になってくれればな、と思っています。

東京脱出

クライアントワークが完全にリモート化できれば、すぐにでも可能です。もう間近なので、こうしてブログを書いています。
ただ、もう少しだけ整理したいものがあって、個人の住所と法人の所在地を東京に置いているのです。
このあたりも、また追々追記していきます。

結局「萩ドットライフ」なのです

なんとなくですね、僕にとっての「セミリタイア」は、萩に帰ることなんです、東京を脱出することなんですね。
これ、僕の「田舎暮らし、やりた〜い」っていう希望だけじゃなく、「親の介護が目の前なんだよ」とか「実家の土地建物、どうすんだよ」とかの問題もあったりして、避けて通れない課題だったりもするんですけどね……。
あまり暗く考えると、息が詰まるので、このへんは「生まれた町でセミリタイアするオレサマ、カッコいい」って方向で話を丸めています。

そしてもうひとつ。
僕にとってのセミリタイアは、決して労働をやめることを意味していません。労働からの収益を得る方法を変えることなんですね。
引退に近づくことじゃなくて、引退を伸ばすこと。
サラリーマン並に60歳でやめなきゃいけないような状態だったとしても、今働き方を変えて、老人向けに組み立て直しておけば、80歳台になっても労働による収益をえ続けられるということなんですね。
年金世代になったときの、楽ちん人生をイメージした準備作業なんです。

結果、現時点の気の持ちようがものすごく楽になるように思うんです。
「ヒマになっていいじゃん」ってのもあるんですが、今でも十分ヒマなんですよ。オフィスワーカーと違って、何か作業をしてるふりをする必要がないですからね。
「早く上げたら、別の仕事が来ちゃうなあ」も、サラリーマンにとっては敬遠すべきことでも、フリーランスにとっては歓迎すべきことなので。
でも、ヒマすぎると「アレ? 干されてる?」などと思ったりするわけです。
それがセミリタイア状態に入っちゃうと、もともとクライアントワークから得る所得の占める割合を下げているし、もっと下げる方向に組み立てを変える作業を継続してる状態なので、干されることを歓迎できる余裕を生むことになると思うのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。