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二拠点生活。はじめました

2018.09.30

最終更新日:2019年01月28日

こんにちは、萩ドットライフ()です。

昨日、作業場を山口県萩市に移動しました。台風が接近しており、萩に近づくにつれ、時間が経つにつれ天候が悪化し、愛する故郷の様子はまったく楽しめておりません。田舎暮らしにむけて、ようやく「行動してみた」というフェーズにたどりついたかな?

山口県萩市にて、この記事を書いています。このブログを開設して、はじめての「萩ドットライフ」ということになります。

wi-fi、生きてました

これさえあれば、あとはどうにでもなるのですよ。萩市の作業場は実家ですから、寝るところだけは確保できていますから、他は少々不便だろうが、どうにかなるのです。
東京から手元の作業環境だけ運んでくれば、すべて現地で調達できるのです。

実家では、弟が光ケーブルを契約しているので、建物内には来てるんです。ただ、僕が作業する部屋に届かないので、コンセント経由でルーターを接続できる「PLCアダプター」というものを経由して、ルーターを付けてるんですね。
これがまだ稼働してるかどうか、とても心配だったのです。

ようやく、萩市と東京を行ったり来たりする「二拠点生活」を始めることができました。次回(11月3日〜17日)に萩に来るための航空チケットも、購入しました。
このブログを「山口県萩市でセミリタイア生活」というサブタイトルで書きはじめて、2ヶ月以上、東京からはなれることがなかったので、少しモヤモヤしていたのですが、ようやく少し気が晴れました。

二拠点生活者が持つべき視点

僕がそうであったように「二拠点・多拠点」で生活したい人、しようと作戦練ってる人って、決して少なくないと思うのですよね。
そういう人たちにとって有益な記事を書いていきたいと思っているのです。
わかりやすく言うと「二拠点生活をしようとしている自分が欲しかった情報」ですね。

ただ、現時点の僕自身が「こういう情報が欲しい」って欲求がないんですよね。おそらく、しばらく二拠点生活をしてみて、少しずつ「そうそう、こういう情報が事前にわかってれば役に立ったのに」と後から気づいていくようなものだろうと思うのです。
正直「こういうことを書けば、後に続く人々の役に立つ情報になるはずだ」ってものが、僕の中で明確になってないのですよ。「こういうの書きたい」と切望しているだけの状態なのですね。

もしかしたら、僕自身が「身の回りに起こったこと」として書いてる記事が、読者には「へぇ、二拠点生活をすると、こんなことが起こるのか」という感想を持たれたりすることだってあるのかもしれません。
なので、しばらくは地域情報みたいな切り口の記事に向かわず、僕が考えたこと、行動したことを淡々と記録していこうと思っています。

ただ、萩市は僕の故郷です。
大学進学で千葉県に移り住むまで住んでいた街です。よく知ってる街ではあるのですが、当時の「子供の目」で見て知っているのですよね。
そこを再度「大人の視点」で見直すのですから「観光客目線」でも「地元民目線」でもない見方ができると思っています。そういうところを上手くコンテンツ化できればな、と思っています。

それは、ポジティブなこともネガティブな情報も、公平に捉えていこうと思っています。
とはいいつつも、ネガティブ情報の方が喜ばれたりするんでしょうね。「人は他人の不幸を喜ぶ」みたいなことではなくて、SNSなどに「一方的な悪口」はたくさんありますが、ちゃんとした裏付けのあるネガティブ情報って、希少だったりすると思うのですよね。
あくまでも、僕が感じたリアリティの範囲で、そういうものをコンテンツ化したいと思っているのです。

「萩に着いたよ」とSNSに投稿した

リモートワークの実施に関して、他人に与える印象」で、紹介したディレクター氏。金曜日(移動日前日)にも、業務の連絡の中に「移動準備でお忙しい中、失礼いたします」って書いてきてました。
このように、僕は「なんてことないよ」「ただの作業場の移動だよ」「今までずっと完全リモートでやって来たじゃん」って思いながら行動してるんですが、周囲には予想と異なる反応をする人はどうしても出てきますね。

このディレクター氏の場合、電話をしてくるときも「今、お話しして大丈夫でしょうか」『はい、いいですよ』「ありがとうございます」って儀式から話が始まる人なので、あくまでも「丁寧な対応」の範疇であって、決して状況を理解できてないわけではないんですけどね。

実家についたらすぐにFacebookに「萩に着いたよ」と投稿しました。すると、高校時代の同級生から「いつ飲みにいく?」と。事前に「飲み会する?」「人集めようか?」とかそういう伺いは一切ありません。
どうやら、僕が萩に帰ったときは、人を集めて飲み会を催すことが、彼にとっては当然のことのようです。
こいういうのって「あ〜田舎だな」って感じますよね。「あ〜故郷だな」なのかな?
僕も「この日はキツい、この日なら嬉しい」と返しますし、淡々と連絡が回っていき「いついつ、どこどこに来い」ってことになるんだろうと思います。
このあたりのテンポは、都市部よりもいいと思っています。

前者のディレクター氏と後者の同級生。両方とも僕はポジティブに捉えているエピソードです。
たぶん、もともと僕が好きなヤツだから、そう感じるんですけどね。

オッサンになると、記憶がなんやかんやと補正されてるものですから、中学・高校時代にそれほど印象のなかったヤツから「久しぶり、今度メシでもどう?」って誘われることもあるのですよ。
SNSで友達申請されたら、そりゃ承認しますが「会おう」って言われたら「え? オレとオマエ、友達だったか?」ってなっちゃいますよね。

50歳を超えると、サラリーマンの方は定年退職や、引退後のことを考え始められるんでしょうし、フリーランスである僕の場合は、セミリタイアや地方移住、そして「もうワンゲーム」とか考えてる。
いろいろとマインドセットの変わる時期なんでしょうね。
それをさらに、SNSが後押ししてるのかな? 最近「同窓会」と名の付く会合が増えてきた感があります。
同時にそこで、人間関係の距離感を共有できない方とお会いすることになるのですよ。

よく「田舎は人間関係が濃密だ」とは言われますよね。これ自体に善悪はないのだろうと思いますが、僕にとって未体験ゾーンなのですね、だって大人として田舎で暮らしたことはないのですから。
おそらくこの二拠点生活を始めることによって、そういう場面に出くわす機会は増えると思うのです。
この辺も、自分自身ではうまく捌きつつ、言葉として伝わりやすいように加工できたらな、と考えています。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。