孤独が好きな人の、仕事との向き合い方
2019.07.22
最終更新日:2019年08月21日
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。最近「田舎暮らし」への欲求を補足するようなことばかり考えています。「孤独が好きな性格であること」と「自己完結する仕事を模索しようとしていること」「人間関係の断捨離が心地よく感じている時期であること」などが相まって、より想いが募るのです。
孤独が好きなのです
昔から、孤独をネガティブに感じない性格なのです。
それどころか、誰かと一緒に時間を過ごしたり、体験を共有することにさほど喜びを感じないのですよ。
むしろ、ひとりで静かに過ごす時間を快適だと感じるのです。
決して集団行動に向いていないわけではないと思います。
中学から大学まで、バレーボール部に所属していて、高校時代はキャプテンを勤めたし、大学時代は合宿所生活をしていましたから。
「どちらかといえば、ひとりが好き」くらいのものなのかもしれません。
以前「孤独を楽しむことで、人は成長するよ」という記事を投稿しましたが、ひとりで自分と向き合う時間を多く設けるほうが、楽しかったし成長を実感できたのです。
だからこそ、デザイナーという職業を選んだし、この職業を選んだことをきっかけに、更に「孤独好き」に拍車がかかったようにも感じます。
もともと、
- 妥協すること
- 他人のスケジュール
- 他人の気配
を常に意識していなければならない環境が苦手だったのですが、加齢とともに、年々苦痛になってきているのです。
決して「人嫌い」ではありません。
50代半ばまでフリーランスのデザイナーで飯を食ってこれたのは、デザインの技術やセンスよりもむしろ「人当たりがいい」ことが要因だと思っているくらいです。
外面(そとづら)がいいのですよ。
「気が利いてる」とか「笑ってる」「他人の話をよく聞く」などの配慮は自然にできる方だと思います。
おそらく、それが自分の負担になるがゆえに「孤独好き」になっているのかもしれません。
反面、ガサツな人と行動を共にしなければならないときのストレスは、相当なものがあります。
結局、気がつくと群れから離れて単独行動しているのですよ。
飲み会も食事会も、嫌いではないのです。むしろ好きなのです。
でもそこには「この人と会話をする時間を楽しみたい」とか「近況や将来プランを交換したい」みたいな目的があることを前提としたいのですよ。
「同級生だから集まろう」みたいなのは、数年に1度くらいでお腹いっぱいだし、飲み会自体が目的化しているような催しは、敬遠したいのです。
僕は30代半ばにフリーランスになりましたが、フリーランスになる人って、どこかしら孤独を好む性格の人が多いんじゃないでしょうかね?
常に自分の関心に忠実でありたいし、自分で考えて、自分で判断し、自分で責任をとりたいのですよ。
その方が楽なのです。
人間関係の断捨離中
このブログの過去に投稿した記事のタイトルを眺めていると、半年くらい前に「群れから離れる」というワードを使った記事を連投していました。
これまで、ずっと一緒に仕事をしてきて、何かの節目には集まって「打ち上げ」と称して飲み会をやってきたメンバーからの誘いをちょっと疎ましく感じ始めた時期ですね。
今、人生の転換期であることを自覚しています。
僕が変わり始めているのですよ。
加齢によってもたらされる「更年期障害」みたいなものも含まれているかもしれません。
より孤独が好きになり、見方によっては自己中心的になりつつあるのです。
現在セミリタイア中ですし、あと僅か残っている運用中の案件がクローズしたら、1年以上の長期休暇を取るつもりです。
おそらくその期間で、付き合う人の大部分が入れ替わると予測しています。
20数年前にフリーランスになったときもそうだったのです。
そのとき以来ぶりに「人間関係の断捨離が心地いい」と感じているのです。
ひとりで田舎でできる仕事
田舎暮らしを始めることに決めています。
現在、東京と田舎の二拠点低活をしているのですが、ネット環境さえあれば作業になんの支障もないことは確認済みです。
さらに、僕はこのタイミングでクライアントワークであるデザイナーをリタイアするつもりです。
それほど多くの収入を求めているわけではなく、不動産の賃料と金融資産の取り崩し運用をサポートしてくれる程度の「労働からの収入」を確保したいと考えているのです。
(参考:[フリーランスの老後]田舎でのんびりと仕事をしたい)
こうして1年書き続けているブログもそうですが、動画撮影+編集(=YouTube)にもチャレンジしてみたいし、自分が決めたテーマに沿ったWebサイトを作ったりもしてみたい。数年がかりで、自己完結する収益構造を作ってみたいのですよ。
ひとりで思うがままに、サイコロを振り続けるような期間を設けたいのです。
- 孤独な時間
- 田舎暮らし
- のんびりとした仕事
この3つのマッチングがとても心地よさそうな気がしているのです。
まずは、前述のように、一旦すべての案件をクローズさせて無職になり、1年程度の長期休業をとりつつ、じっくりと環境を変えていくつもりなのです。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。