自分を変える、環境を変える
2019.08.19
最終更新日:2019年08月25日
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。自分を変えるために、環境を変えようとしているのですよ。そのために「田舎に移住しよう」とか「仕事をいったん辞めてみよう」などと考え、少しずつ行動を始めている最中なのです。でも、どうして人は「自分を変えたい」などと思うのでしょうね?
「自分」はいつまで変わりたがるものなのか?
誰がいつ頃いい出した言葉なのかは不明ですが「自分を変えようと思ったら、環境を変えるのが一番」などと言いますね。
とくに異存はありませんし、50年を超える人生を思い起こしても「確かにそうだなあ」と思うことが多いのです。
ちょうど今、50代半ばに差し掛かって「そろそろ、自分を変えるかな」と思っているところなのです。
先日投稿した「穏やかな生活とジャンプアップ」でも書きましたが「これからの人生、何も起こらなかったらどうしよう」などという、焦りに似たような感情が生まれてきているのです。
なので今「田舎に移住するぞ」とか「仕事を辞めて、いったん無職になるぞ」などと思いついているし、一歩一歩実現しているところなのです。
「自分を変える」と言いますが、人はいつ頃まで変わりたがるものなんでしょうかね?
ものごころが付いてからずっと、そんなことを考え続けてきていて、今思ってる「さて、変わるか」も、突然思いついた感じじゃなくて、何年か積もった上でようやく行動に移したような感じがあるのですよ。
つまり、これから先もずっと「自分を変えたい」と思い続けるような気がするのです。
社会生活を送っていると、どうしても「自分自身を完全にコントロールできてない」感ってありますよね。
それは、自分のチカラ不足が原因だったり、他人のコントロールが介在していたりで、おそらく一生「完全に自分で自分を」となるのは無理なのでしょうが、それでも「少しでも多く、自分の持ち分を増やそう」と望むものなのですよ。
その欲求が「自分を変えたい」ということなのかな? と最近思っているのです。
田舎に引っ越せば、人生変わるのか?
前述のように僕は今「住むところを変える」と「職業を変える(やめる)」の二本立てで、「環境を変える」を実現してみようと目論んでいるのですが、なんで環境が変われば自分がかわるのでしょうね?
たとえば「田舎に引っ越せば、本当に自分が変わるの?」ということに対する疑問なのです。
僕は現在、東京と山口県萩市を行ったり来たりの二拠点生活をしています。
セミリタイア中とはいえ、まだ少し運用案件が残っていますので、仕事はしていますが、完全にリモートワークです。
東京と萩どちらにいても、ほぼ1日中作業場のPC前にいるのですよ。
たまにスーパーやコンビニなどに出かけるくらいです。
情報はWebサイトやメール、チャット、メッセージでやってきます。
その「情報」の中に、飲み会の誘い的なものも含まれていますが、僕は今、あまりそういうものに出席する気にはならないのですよ。
「心の休息。セミリタイアを始めて感じた効果」で述べた「『暇をつぶしたい』状態ではなくて『暇を作りたい』とき」なのですよ。
なので「東京にいるときには東京の人と会い、萩にいるときには萩の人と会う」という感じでもないのです。
もちろん「大切な例外」はありますけどね。
1日の時間配分も同じです。
朝5時前後に起床してブログを書き始め、途中もしくは書き終えてから朝ランまたはウォーキング。
食事以外は、夕方まで調べ物をしたり、YouTubeを観たりして過ごす。
夜の21時くらいになったら、グズグズと就寝の準備…。
東京にいても萩にいても変わらないのですよ。
違うのは景色だけです。
作業場の窓から見える景色や、ランニングコースの景色は全然違います。
これについては、以前投稿した『人生の中の大きめの「息抜き」がしたいのです』の中で触れていますので、ご参考に。
「ならば、萩に移住しても自分は変わらないんじゃないか?」という疑問も常に持っているのです。
それでも、田舎に住む
それでも僕は、山口県萩市に移住することを決めています。
「よし、田舎に引っ越そう」と決めた時点で、僕自身の中に変化を感じるのですよ。
それに忠実に従ってみようと思っているのです。
おそらく、出会う人が変わると、話すテーマも行動も変わってくるはずなのです。
その土地の空気感で、僕の思考回路も変わるはずだし、導かれる決断も変わると思うのですよ。
それは、現実にいる場所(=田舎)だけで変わるのではなくて、おのずとオンライン人脈にも影響があるだろうし、暇なときにググるワードにも、YouTube動画の種類も変わってくるはずなのです。
当然、このブログに投稿する記事にもその変化は現れるはずなのです。
今はまだ「決断をして準備を始めている」フェーズ。
田舎暮らしは決めているけれども、二拠点生活をしているという、なかなか体験できないことではあるけれども「どっちつかず」な状態なのですよ。
いまいち「田舎暮らし」というテーマがクッキリとしてこないのです。
そのあたりは、実際に移住して住処を決めて、日常生活を送り始めないと見えてこないところなのでしょうね。
僕が移り住むことによってできた、リアルなコミュニティを持たないと、実感はできないと思うのです。
そうやって、少しずつ人間関係を変え、情報回路を変え、自分の役割を変えることで「自分を変える」ができるような気がするのです。
僕自身に「#田舎に移住した」というタグが付加されるのですよ。
それをどのように強みにできるのか? コミュニケーションツールとして使えるのか? いろんな可能性を考えながら「変わりゆく自分」を楽しめたらいいな、と思っています。
◆ ◆ ◆
後日「習慣が変わると、人生が変わる」という記事を投稿しました。
おそらく、環境が変わることによって、ムリヤリにでも習慣を変えざるをえないのですよ。そして、習慣が変わると、人は変わる。そして人生も変わるのだろうと思い始めています。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。