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2月の桜がきれいです

2020.02.17

こんにちは、萩ドットライフ()です。

桜といえば、卒業式や入学式とセットになってるもので、3月末とか4月始め(年度替わり)に咲くイメージなのですが、2月のいま咲いている桜もありますね。河津桜という種類なのですが、ソメイヨシノよりも少しピンクが強くて、鮮やかな種類です。

桜を見ると、ちょっと気分が上がりますよね

僕は、桜の下でやる、飲めや歌えやの大宴会が嫌いなのです。

そういえば、以前にも「花見嫌い」って話をかいたことあるな、と思って過去記事を検索してみたらありました、これです。

そうそう。季節は違いますが僕、花見をしたことがないのです。
20年以上前のサラリーマン時代もです。

毎年「うちも花見とかやろうよ」と言いたがる人はいたのです、そして僕を巻き込みたがっていることも分かっていたのです。
「やろうよ」と言われ「やっても、僕は行きませんよ。つまんないでしょ」と答えるのが毎年恒例の行事みたいになっていました。
(参考:無職になって初めて迎える年末

かといって、梅や桜が嫌いなわけはなく、偶然通った道で咲いていたら「おっ、いいね」と気分がいつもの2割増くらいになります。

むしろ、そのくらいが一番満たされるのです。

なんか華やかでいいですよね。その場の空気とか彩りに変化を与えてくれて、ちょっとだけ特別なことが起こってる感じにしてくれます。

だから、その景色を酔っ払いとブルーシートが埋め尽くすなんて醜悪の極みだし、ましてや自分がその中のひとりになるなんて「カンベンしてくれ」ってことなのです。

萩の陶芸の村公園に、桜が咲いていました

僕はいま、山口県萩市に滞在しています。
もう1年以上にわたって、東京と萩の二拠点生活をしているのです。

あと数ヶ月で、二拠点生活を終え、萩市に完全移住します。

もともと、このブログ全記事の文末を〈生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。〉という文言で締めているように、もともと萩に完全移住する意思を持っていたのですが、この1年ちょっとの二拠点生活で、気持ちの整理がつきました。

先日投稿した「他人の趣味と向き合う ― 萩市の古民家を買うことにしました」で触れたように、山口県萩市の古民家を購入することを決めていますので、売買契約が締結され、引き渡しが済めば、萩での住処ができます。

二拠点生活中の萩の滞在先は、僕が高校卒業まで育った家、いわゆる実家の1室に居候していましたが、そこはもう弟の家ですからね。そこに住み着くわけにもいかないのです。

実家からも、僕が買おうとしている古民家からも徒歩で行けるところに「陶芸の村公園」という施設があります。

この近辺、僕が東京にいる間に大きく変貌を遂げているのですよ。
かつての友人の家もあるはずなのですが、歩き回ってみても、どこがどこやらさっぱりわかりません…。

このへん一帯、散歩コースとしては抜群なのですよ。
ちょっとした高台に位置しますので、萩の街が一望できたり、風が心地よかったり。

難を言えば、高台=坂道なので、自転車でブラブラしたりするにはちょいとキツいし、膝の悪い人にとってはあまり快適とは言えないエリアですけどね。

その「陶芸の村公園」に桜が咲いていました。

陶芸の村公園より河津桜越しに萩市街を臨む

陶芸の村公園より河津桜越しに萩市街を臨む

桜の季節と言えば、卒業式・入学式のある、3月末から4月初旬にかけてというイメージなのですが、2月中旬の今でも桜は咲くのです。

年度替わりに咲くソメイヨシノよりも、少し色が濃い「カワヅザクラ(河津桜)」という種類ですね。

カワヅザクラ:
カワヅザクラ(河津桜)は、日本にあるサクラの一種である。オオシマザクラ (Cerasus speciosa (Koidz.) H.Ohba, 1992) とカンヒザクラ (Cerasus campanulata (Maxim.) A.N. Vassiljeva, 1957)の自然交雑種であると推定されている。
カワヅザクラの学名は 『Cerasus lannesiana Carrière, 1872 ‘Kawazu-zakura’』

特徴:1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜である。花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃い。また花期が1ヶ月と長い。
出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/カワヅザクラ(2020年02月17日現在)

桜の花には香りがありませんね

萩市内には、梅の名所もあります。
萩往還梅林園」というところなのですが、滞在先から遠いので、行っていません。
山口宇部空港から萩へ移動してくる車中からチラっと見ましたけどね。

ちょうど今、梅も咲いてる季節ですよね。

そりゃそうと、梅の花には香りがありますが、桜にはありませんねえ。
あの華やかな桜に、香りが付けばもっと華やかさが増して、人を引きつけるコンテンツになりそうなのですが、どうでしょ?

個人的には、桜には香りがないからこそ、いいんじゃないかな? と思っています。
その方が静かに、あのビジュアルが持つ華やかな世界観に浸れるような気がするのです。

これに香りが加わると、ちょっと情報過多になっちゃう感じ、自然界は絶妙なバランスで成り立ってるんですね。

梅の花は、「あの香りありき」って言う感じがしますしね。
まあ、そういうもんだと思いこんじゃってるって部分もありますけどね。

今週の木曜にはまた東京に移動します。
時間があって、気が向いたら梅林園にも行ってみようかな。自転車で行かなきゃいけないし、長い坂道を登らないとたどり着けないんだよな…。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。