県をまたいで移動できるようになるのは、いつなのか?
2020.05.21
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。もう3ヶ月も東京に張り付いています。緊急事態宣言だし、解除されたところも「県をまたぐ移動は自粛」ですからね。僕にとっては二拠点生活を終えて、山口県萩市に完全移住するはずのタイミングだったのですけどね。まあ、成り行きに任せましょう。
もう3ヶ月間、東京に
カレンダーを見ると、2020年02月20日(木)という、やけに語呂のいい日に山口宇部空港から羽田空港に移動したのが最後なので、もう3ヶ月間ずっと東京にいることになります。
このころはなんとなく「中国から新しい感染症が入ってきたみたいね」「気をつけないとね、マスクとか」って言ってたくらいのもので、まさかこんな大騒ぎになるなんて思ってもみませんでした。
以前投稿した「他人の趣味と向き合う ― 萩市の古民家を買うことにしました」でも書きましたが、前回萩市に滞在していた2月6日から20日までの2週間で、僕は萩市に家を買い「売買契約書の作成」「移転登記」の段取りを済ませて東京に戻ってきたのです。
その後、コロナショックはみるみるうちに世界中に広がり、我が国でも緊急事態宣言が出され、不要不急の外出を自粛するように要請されたために、その後の手続はすべて東京からリモートで行ったのです。
- 売買契約を郵送で交わし
- 建物登記がされていなかったので、司法書士と土地家屋調査士にセットで作業して頂き、移転登記を終え
- 購入代金を振り込み
- 建物の鍵を郵送してもらい
- 固定資産税を月割で分担する
という工程を経て、萩の家はすでに僕のものになっています。
本来であれば、ゴールデンウィーク前に萩に移動し、4月末日あたりで前オーナーさんから直接鍵の引き渡しを受け、ゴールデンウィーク中にいろんな道具を購入したり、業者に工事を依頼する部分は、下打ち合わせをしたり、ネット回線、電気、ガス、水道、浄化槽などのインフラの開通くらいまでは済ませておきたかったのですよ。
そして、今度は東京のマンションを整理して「6月中くらいには完全移住だな」という段取りを思い描いていたのです。
3月の半ばには東京のマンションを売却する準備も始めてましたからね…。
仲介業者を選定して、すでに売り出しています。
当然、これも非常事態宣言が出て外出自粛になってしまったので、ほぼ止まってますけどね。
今考えると「去年のうちに、萩の古民家の購入を決めて、年明け早々に東京のマンション売却の段取りをしておけば、今ごろ萩市民だったんだろうな」などとも考えますが、後の祭りですよね。
そもそも「法人の決算が3月、申告が5月。だから、申告終わった6月移動がベストだろうな」「それに合わせて段取ろう」なんてことを思っていましたからね。
検索サジェスト「県を」
Google検索で「県を」と入力すると、
- 県をまたぐ移動
- 県をまたいだ移動いつまで
- 県をまたいでの移動自粛
- 県をまたぐ移動自粛いつまで
- 県を越えての移動
- 県をまたぐ
と、サジェスト(提案)されます。
みんな同じようなことを気にしてるんですね。
僕も「県を」で検索し始めたくらいですから「オレ、いつになったら萩に行けるんだ?」というのがいま最大の関心事なのですよ。
できれば早めにスケジューリングして、安い航空券買いたいですしね。
「無理やり移動しようと思えば、いつでもできるよ」ではあるのでしょうが、僕が気にしているのは「大手を振って」感をもって移動できるのは、いつなのか? ということなのですよ。
「東京からやって参りました」「ようこそおいでくださいました」みたいな笑顔のやり取りが欲しいですもんね。
どうやら、5月14日に39県において緊急事態宣言が解除されましたが、そのときの「県をまたぐ移動は自粛要請を」がまだ生きてるようですね。
また本日(5月21日)、大阪。京都、兵庫の関西2府1県の緊急事態宣言が解除される見込みですが、首都圏と北海道は「総合的に判断する」ということになっていて、まだ検討中のようです(5月21日6時現在)。
なんとなく、首都圏を含めて宣言が解除されて時点から「不要不急の移動」は自粛しながらも、少しずつ人の移動は始まっていくような気がするんですよね。
自粛そのものが解除されることはなさそうな気がするのです。
結局は、一人またひとりと前の生活を取り戻す人が増え、また感染者が増えたらちょっと締める、を繰り返しながら戻っていくんじゃないでしょうかね。
(参考:思い思いでいいんじゃない?)
しばらくは、成り行きにまかすしかないよね
どうやら、夏の甲子園大会も中止することに決まったようですね。
北関東インターハイも中止。
そうそうインターハイって今、県の主催じゃないんですよ。複数件がまとまって開催してるんですよね。
僕、数年前に気付いてFacebookで「何これ?!」って騒いでたら、教員やってる大学のバレー部の仲間たちから「今ごろ、何言ってんの?」と…。
そして国体(鹿児島)も「無理なんじゃないかな〜」という論調みたいです。
大学バレーも早々に春リーグ中止の案内が来てたし、6月の東日本インカレも中止が決まってますね。
高校3年生とか、大学4年生とか、最終学年の子たち可愛そうですね…。
「オレら4年のとき、コロナで練習も試合もできなかったんだよね」って、一生言い続けるんですもんね。
非常事態宣言が解除されて、人はまた県境をまたいで移動し始め、商店が空き、人が街を行き交うようになっても、夜の歓楽街とイベントは自粛ムードが続くのかもしれませんね。
そういえば、いっとき批判にさらされてた、さいたまスーパーアリーナで開催されたK-1、あのイベントからクラスタ発生したなんて話、ありましたっけ?
国内経済は徐々に戻って行っても、国際的な人の往来が回復するのは、まだまだ先のようですね。
先日、こんな記事をみつけました。
IATA(国際航空運送協会)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で急減した国際線の需要が、2019年の水準に回復するのは2024年になるとの見通しを現地時間5月13日に発表した。
出典: IATA、国際線回復は2024年に 搭乗前検温など代替措置提案(2020年5月14日現在)
なんか、あと数年は引きずりそうですよね。
先日「なんだかんだ言いながら、元に戻るのだろうなあ」という記事を投稿したのですが、みんな元に戻ることを望みながらも、ちょっとだけ生活様式を変えていくのかもしれませんね。
僕の場合、元に戻る(コロナから回復する)場所は、東京ではなくて萩なので、元に戻ってるのか? 新しい生活を作っているのか? よくわからない数年間に向かおうとしています。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。