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移住すると、買い物のスタイルも変わるんだろうな

2020.07.19

最終更新日:2020年07月29日

こんにちは、萩ドットライフ()です。

地方移住すると買い物のスタイルが変わって、今よりもAmazon等のECサイトに頼る生活になるような気がしています。これまで何かのついでに買っていたようなものを、まとめ買いしたり、これまで見向きもしなかったようなものを試してみたり…。

いつの間にか、欲しい物があるとググるクセが

フェイスマスクというものをAmazonで注文しました。

僕はどうしてもマスクというものが嫌いなのですよ。
でも、これからしばらくは「マスク着用+三密を避ける」がwithコロナ時代の基本スタイルになりそうです。

なので「夏用+マスク」「マスク+ランニング+夏」などでググりながら「なにかいいものはないか」と物色していたのです。

それでたどり着いたのが、顔の下半分から首元までを覆うフェイスマスクというものだったのです。
「ひんやり冷感」とか「スポーツマスク」「呼吸しやすい」などと書いてあったので、試しに買ってみることにしたのです。

洗濯もできるようだし、日常の外出時もこれで過ごそうかとすら思っています。

本当に「呼吸しやすい」のならば、マスクとしての効果は少ないんじゃないの? などとも思いますが、会話中に飛沫を拡散しない効果はあるのでしょうから、とりあえず試してみることにしたのです。

さて、本題はフェイスマスクではないのですよ。

僕たちはいつの間にか「あんな商品ないかな」とか「どっかで、こういうの見たんだけど」と、商品探しをするとき、いの一番にググるようになってるんですね。

昔はどうしていたかというと「なんとなく、こういうお店にありそうかな」と当たりをつけて店頭へ行き、陳列されてる商品を見たり、店員さんに「こんなのあります?」と話しかけ、カタログなどを見せてもらいながら、あ〜でもないこ〜でもないと言いながら探していたものです。

すでに使ってる人に「それ、どこで手に入るんです?」と聞いたりね。

どんなものが存在していて、どこで売られているものなのかを知っていることが、とても重要だったのです。

お店の少ない街で暮らします

僕はずっと東京という、とても便利だし、とてもお店の多い街でくらしてきました。
電車でふた駅行けば、駅前に伊勢丹も高島屋もあります。

当然、幾度となく足を運んで買い物をしているのですが、ここ数年は行ってないんですよね。
「どうしても現物を見て選ばなきゃ」というものを消費しなくなったということも影響しているかもしれません。

老化ですね。

最後に訪れたのは、靴や時計の修理だったんじゃなかったかな?

なんとなく「実店舗に行くの、メンド臭いな。在庫がなかったら買えないし」と、なんでもかんでもECサイトで買うようになっているのです。

そして今、東京を離れて山口県萩市に移住することにしています。
東京にいるのは、あとひと月足らずなのですよ。
(参考:山口県萩市への移住準備が、着々と進んでいます

一応、アタマの中では「萩のいろんなお店を開拓しよう」とか思っています。
飲食店だったり、海産物屋、工芸品屋などは興味深く市内を巡ってみるかもしれません。

でも、日常の買い物。
家電だったり、生活用品、食料・酒類などなどに関しては、よりECサイトに頼ることになりそうな気がしているのです。

現在は徒歩5分圏に大型スーパー2店舗と、コンビニが5・6店舗あるような場所で暮らしています。

小腹が空いたら、そのへんをグルっと回れば食料品は調達できるし「そういえば、あれが切れかけだったな」と思い出して、生活用品を調達したりしているのです。

買い置きをするようになるんだろうな

ところが新しく生活する場所は、スーパーもコンビニも徒歩20分程度。自転車で7・8分。
現実的には、車で移動することになるんでしょうね。

たとえば僕は、同居人がいるときは別にして、歯ブラシを1度に複数本買ったことがありません。

お惣菜やツマミを買いにスーパーやコンビニに行ったついでに「そういや、もう歯ブラシの毛が広がっちゃってたな」などと思いだして買っているのです。

「替えなきゃな」と思いながら、店頭では忘れてて、毛先の暴れた歯ブラシをひと月くらい使い続けてることもあります。
台所洗剤も、洗濯用洗剤も、ボディソープもトイレットペーパーもそんな感じです。

ずっと「買い置き」という概念のない生活を送ってきたのです。

おそらく僕は、萩市に移住したら、いろんなものを買い置きするスタイルに変わると思います。
「歯ブラシと歯磨き粉、それに詰替え用のボデイソープを10個ずつ買っとくか」みたいなスタイルになるんだろう、と。

おそらく前項でもふれたように、ECサイトを多用することになりますよね。
買い忘れて、また車を出して…、なんてイヤですもんね。

今は「歯ブラシなんてなんでもいいや。またいつものこれ買っとこう」を繰り返してるのですが、ECサイト上で比較検討したり「たまには気になってるこっちを買ってみたりするか」などと考えるようになるのでしょうね。

実店舗を訪れてるときのような「チャッチャと済ませて、早く帰ろう」という気は起こりませんからね。

これまで見向きもしなかったようなものに対して「こんなのあると便利なんだろうな」などと食指を動かすことになるような気もしています。

なんせ、Amazonなら買うのは簡単ですからね。

「ちょっと試してみよう」と思ったら、すぐ買えて、数日後には届いて、使えて、気に入らなかったら捨てて。
気に入ったら、買い置きリストに加わって。

近所に実店舗のない街に暮らすからこそ、ものを頻繁に消費する生活が始まりそうな気がしているのです。
実際に暮らし始めてみないと、なんとも言えませんけどね。

そうそう。タイトルに「買い物のスタイル」と付けました。

スタイルって、いろんな意味があるんですよね。

スタイル(読み)すたいる【デジタル大辞泉の解説】
1 からだつき。姿。格好。「すらりとしてスタイルがいい」
2 服飾・頭髪などの型。「最新流行のスタイル」「ヘアスタイル」
3 建築・美術・音楽などの様式。型。「前衛的スタイルのビル」「演奏スタイル」
4 文章や文学作品の表現形式。特に、文体。「独自のスタイルをもつ作家」
5 個人や集団などに固有の、考え方や行動のしかた。「ライフスタイル」
出典:スタイル(すたいる)とは – コトバンク(2020年7月19日現在)

本記事は「考え方」とか「行動様式」みたいな意味で使いました。
「買い物に出かけるときの格好」をイメージされた方、スミマセン。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。