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10日後には山口県萩市へ移住。その先の目標は…

2020.08.07

こんにちは、萩ドットライフ()です。

萩市に移住したら、しばらくは放心するかもな、などと感じています。この1年くらいずっと、移住そのものが目的化しちゃってましたからね。萩での生活が始まったら、また「その先の目標」を再構築することになるんだろうな、などと思っています。

移住の日が迫りつつあります

あと何回、木場公園をランニングできるのかなあ? あと何回、小名木川沿いを散歩できるんだろう? かつて何回か走ったことのある隅田川コース、最後にもっかい行っとこうかな?

などと考えています。

2020年8月17日(月)に東京のマンションから家財を搬出して、山口県萩市に引越します。
東京人でいられるのは、あと10日しかないんですね。

まだ東京都江東区に転出届を出していないので、正式な転出日(=萩市への転入日)は決まっていないのですが、ずっと「17日、17日」って思いながらもろもろの作業を進めていますので、せっかくだからこの日にしましょうかね。

このブログを開設したのが2018年7月14日(土)でした。

ちょうど「山口県萩市に移住して、セミリタイア生活するぞ」と腹を決めた頃で、このころから「ホントにもう新規案件、お請けしませんよ」「今の受け持ち案件がクローズしたら無職になるんですから」という言葉に真剣味が加わったんじゃないかな、と思っています。

その前からずっと「いったん仕事をゼロにして長期休暇取るわ」とか「ダメだ、もう焼きが回った。潮時だな」みたいなことは言ってたのですが、酒の席での冗談としか受け取ってもらえてませんでしたからね。

「セミ無職」というか、「ほぼ無職」というか、完全な無職ではないのですが、どうにかこうにか「職業? 無職です」って言えるような状態になったのが2019年9月25日(水)でした。
(参考:「無職」って言っちゃうとウソになる。でも言いたいのです

そこから山口県萩市に、自分が暮らす家を探し始めました。

2018年9月から1年間程度、東京と萩の二拠点生活をしていましたので「まずは萩の拠点に家財を運び込もう、そのあとで家探しをしよう」などと思っていたのですが、途中で気が変わったのです。

いったん実家に身を寄せることはやめ、住む家を決めてから移住することにしました。

萩に移動するたびに古民家を内覧しながら、購入を決めたのは、以前「他人の趣味と向き合う ― 萩市の古民家を買うことにしました」という記事で書いたとおりです。

家の売買って、パワー要るよなあ(萩市の古民家購入編)」という記事も書いていますので、興味があればご一読を。

そのうち「(東京のマンション売却編)」も書きます。こちらに関しては、まだ事務処理の真っ只中なもので…。

なんだかんだで、1年近くかかりましたね

一度実家に身を寄せることをやめて、先に家を買っておいて、そこに引っ越そうと決めた理由は「家のことに関わるメンバーは自分で選びたい」と思ったからなのです。

二拠点生活中に「萩の作業場」と呼んで暮らしていたのは、僕が高校まで育った家(=実家)なのです。敷地の隣には、親戚が事業用に使用している倉庫もあるので、家財一式も置くことができます。

なので「まずの移住先は実家」だと考えていたのです。

でも、ちゃんと考え始めると、引越し作業は二度手間になるし、なによりも親戚に甘えて倉庫に荷物を置かしてもらった場合、その後の家に関するもろもろのことに、その親戚が自分の母親を通して首を突っ込んで来そうな気配を感じたのですよ。

その親戚の職業は、大工なのです…。

田舎の古民家暮らしを始める上で、いくら「セルフリノベーションやりたい」と思っていても、どうしても頼ったりアドバイスを求める場面は出てくるわけで、「大工」ってわりと重要なポジションですよね。

そこの選択肢を狭められることを回避したかったのです。

高校の同級生が建築会社を経営していたり、設備会社に勤務していたりしますからね、場面々々で自分なりに考えて選択したかったのです。

以前投稿した「山口県萩市への移住準備が、着々と進んでいます」で書いたように、僕は同級生が勤める会社にもろもろの設備の更新を依頼したのですが、母親や親戚はそれを快く思っていないようなのです。

でも、結局は僕が萩に移住してから工事が始まりますので、工事が終わるまでは実家で寝泊まりすることになるんですけどね…。

なんだかんだで、萩に移住する日が迫りつつあります。

途中で新型コロナ禍によって行動を封じられたとはいえ、無職になってから実際に萩に移住するまで1年間弱かかりましたね。

次の暇つぶしと、その先の目標と

考えてみればこの1年間「萩市へ移住」が目的化しちゃってたんですよね。

このブログでは「あれやりたい、これやりたい。だから萩へ移住するんだ」みたいに、いろんな目標がありつつ、その手段としての移住だ、みたいな書き方をしていたし、僕自身もそう考えていたんですけどね。

「そっか、あと10日後には萩での生活が始まるのか」と思ったら、なんだかひと仕事成し終えて、ひと段落ついたような、そんな気がし始めているのです。

「こりゃ、萩での生活が始まったら、しばらくは気が抜けるぞ」という予感もしています。
そういうのを平気で許容するからこその「セミリタイア」なんですけどね。

萩での生活が始まったら、もう一度このブログを読み直すなり、新しいランニングコース・散歩コースを開拓したりするなりして「やりたいこと」を見つけなおそうと思っています。

当面、せっかく古い家を買ったので、セルフリノベーションと動画撮影・編集はやりますけどね。
(参考:古民家再生をDIYでやりたい

これは、しばらくは僕のライフワークになるはずです。
車の免許も取得します。第二種電気工事士の資格を取る勉強も再開しようかな…。

たぶん、このくらいのメニューで最初の1年くらいは楽しく暇つぶしができそうな気がしています。

そうしているうちに、また「あれやりたい、これやりたい」と、その先の目標が見つかってくるんでしょうね。

それは、こうして東京に住みながらブログにメモっていたものとは少し角度の違う「目標」として登場してくれるような気がしているのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。