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東京にあった家財が、萩に運ばれてきて思うこと

2020.08.21

こんにちは、萩ドットライフ()です。

こないだ東京を出発した家財が、萩の家に到着しました。洋室のマンションから、和室の古民家に移住すると、荷物の整理になかなか難渋しますよね…。造り付けの収納に頼り切ってましたね。リノベーション前提で買った家なので想定済みなんですけどね。

家財道具がすべて萩の家に運び込まれました

昨日投稿した「まだ移住は完結してないけど、バテてるかもしれない」で書いたように、8月17日に東京で積み込んだ家財が、萩にやってきました。

「バテ」の原因となりがちな引越業者がまたやらかしまして…。

荷物を降ろし始めたら「ん? なんかが違う」。

引越業者の用意してくれる段ボール箱って、上部と側部に内容物がわかるように○を付けたりメモを書ける欄が設けてあるのですよ。
それがあることによって、天地がわかるようにもなってるんでしょうね。

僕はパッキングするときに、すべての箱になんかしら詰めたものと関連することを書いていたのですよ。

なのに、何も書かれていない段ボール箱が次々と運び込まれてくる。

「ちょっと待ってください。ひとつ開けてみてもいいですか?」と、見てみたら僕の荷物じゃない。
ちょっと慌てた様子のスタッフが「スミマセン、トラックの中を見てもらっていいですか?」というので、見ると明らかに僕用の便ではなさそうなのです。

結論は、東京から混載で走ってきたもんだから、他人の荷物が混ざってて、それが手前側にあっただけだったんですけどね。

僕の荷物は、横のドアから荷降ろしすることで事なきを得ました。

一瞬「マジかよ…。最後の最後までやってくれやがるな」と、ちょっと険悪なムードになりかけたんですけどね。

というのも、22日(土)には、フレッツ光の工事がやってくるのです。
そのときにLANケーブルとLANで有線接続できるPCはこちらで用意しなきゃいけないんですね。

PCは常に自分で持ち運んでるから手元にあるのですが、LANケーブルはもう使ってませんよね…。
wi-fiルータに繋がってるヤツくらいでしょうかね。

それを荷物の中に入れておいたのですよ。
まあ、荷物が遅れたとしてもLANケーブルくらい、その辺の家電量販店に行けば買えるし、工事の人に「お持ちですよね」って確認すれば、たぶん持ってたりするものなのでしょうけどね…。

それよりも「なんでいちいち、段取り通りに事が運ばないことが、この会社に集中するんだよ」って感情の方が先に立っちゃうんですよ。

なにはともあれ、家財がすべて萩の家に運び込まれました。

生活をマンションに最適化してきたんだなあ、と

先日退去した東京のマンションの広さが約65平米、方や新しく入居する萩の家が約97平米。
明らかに新しい家の方が広いのですが、とにかくものを上手く収納できないのですよ。

一番の違いは、クローゼットと押入の違いでしょうかね。

僕はTシャツだろうがポロシャツだろうが、なんでもかんでもハンガーに吊るすクセがついていたのですよ。
なので、洋服棚とか収納ケースのようなものをあまり持っていないのです。
あるにはあるけれども、とうてい収まり切るようなサイズ感ではありません。

それとマンションは全洋室。萩の家は当然、ほぼ和室。

一部、フローリングの箇所(板の間ですね)がありましたので、そこに事務机とかスチールキャビネットを置くことにしました。
椅子がアーロンチェアなので、当然タイルカーペットを敷きます。

そうしないと、フローリングがボロボロになっちゃいますからね。

あとは、ベッドもソファセットもクローゼットもすべて畳の上に直置きします。
これだと畳が傷んでしまいますが、仕方ないのです。

もともと「セルフリノベーションしながら暮らしたい」という希望のもと、そのベースとして購入した家なので、そのくらいは想定していました。
(参考:古民家再生をDIYでやりたい

ゆくゆくはすべてを洋室に作り変え、畳はすべて廃棄するつもりなのです。

キッチン用品や食器類も、知らないうちに15年間くらしたマンションのキッチンに置けるものを残し、買い足し、置けないものは買わないし、なんかのついでに捨ててたんですね。

どうにもこうにも、ものの収め方に四苦八苦しているのです。
何日か生活すれば慣れることなのでしょうし、だんだんと新しい家にふさわしいものに置き換わってくるんでしょうけどね。

リノベーション生活って、終わりなき旅なのかもね

前項でも触れたように、僕はこの新しく買った萩の古民家を、セルフリノベーションしながら暮らすつもりなのです。

移住を決めたころから、DIYやリノベーションに関するYouTube動画ばかりを見続けてきたんですね。

頭の中には「和室を洋室にリノベーション」とか「天井を解体して、断熱材を入れる」「無垢材フローリングの貼り方」みたいな、検索するとすぐに見つかるような動画を「オレならこうする」「この人のやり方センスいいな、真似しよう」と、居住空間のことばかりに目が行ってたんですね。

で、実際に家を購入してみて、思ったことは「外回りをなんとかしなきゃ。このままじゃいかんぞ」でした。

季節もあるかもしれませんし、とくに今年は長雨が続き、梅雨が明けたら今度は猛暑続き。
周囲の家も、草ぼうぼうで困り果てているようです。

「今年は除草剤が売れてる」なんてことも実家の母親が言っていました。

マンションならば外構部は共用部分なので、毎日管理人が掃除をしてくれてましたし、定期的に造園業者や設備業者にもろもろの作業を委託しつつ美観を守っていたのですよね。

「戸建てになると、その部分も自分の責任範囲なんだな」と。
当たり前のことではあるんですけどね。

おそらく内装も予定通り着手します。
その前に車の免許を取って「欲しい材料を欲しいときに運搬できるようにしとかなきゃな」なんてことも思ってるんですけどね…。

内装の工事も、一発で満足のいく出来になるなんて思っていないのですよ。
おそらく、ひとつ技術を身に着け、目が養われたら、以前の作業に不満が出てやり直すようなことを繰り返すのだと思うのです。

YouTube動画で、素敵な技術に巡り合って「オレもこれがいい」ってやってみたくなるかも知れませんしね。

当然、季節も巡りますから「去年、あんなにきれいにしたのに、また草ぼうぼうになってる」「あれ、去年より生け垣の選定が上手くなってるぞ」みたいなことの連続だろうと思うのです。

「たぶん、こんなことをずっと続けるんだろうな」などと思いながら、今はひたすら草を抜いたり、荷物を片付けたりする日々を送っています。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。