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最寄りのコンビニまで1.5km。そんなもんだと思ったら、そんなもん

2020.08.28

こんにちは、萩ドットライフ()です。

東京で暮らしていたころと比べ、ガラッと消費行動が変わるのだろうな、と感じています。買うものも、買う量も、買う場所も、すべて再構築する必要があるのです。こういったことから「ああ、新しい環境で暮らし始めたんだな」なんて感じるものなのです。

「お腹すいた、コンビニ行こ」はもうできない

「萩に移住したよ」とはいえ、10日も経つとさほど変化はなくなり、だんだんと書くことがなくなりますね。

もともと、萩の話ばかりで、このブログを持たせることは不可能なのは分かっていましたが、いよいよ話題が尽きてきた感があります。

今日はちょっと、買い物についての話でも。

以前、住んでいた東京のマンションでは、徒歩3分圏にスーパー1件、コンビニ3件がありました。
飲食店の数は、まともに数えてみたことはありませんが、10件くらいあったんでしょうかね。

だから、我が家の冷蔵庫はいつもスッカラカン。要るときに要るものを調達すればいいのですからね。

僕は、だいたい外食かスーパーやコンビニで買ってきたものを食べていたし、いっとき同居していた人は、お米を食べない人だったので、炊飯器も「使わないね」などと言いながら数年前に捨てて、それっきりです。

以前「テレビのない暮らし」という記事を投稿したこともありますが、実は「炊飯器のない暮らし」でもあったのですよ。

僕はあまり食事に興味がありません。

そういう言い方をすると、たいそう語弊があるのですが、毎日の食事にあれやこれやと知恵を巡らせるエネルギーがあまり湧いてこないのです。

反面、外食をするときには「美味しいところ」「静かで、ちゃんと話ができるところ」「居心地がいいところ」などと、わりと要求が多いほうだと思います。
「汚くて、ガチャガチャしたお店のほうが味はいいんだよ」みたいな慣用表現を使いたがる人とは、たぶん人生が交わることはないと思います。

でも、毎日自宅で済ます食事は「そば」とか「パスタ」「お弁当」とかでまったく構わないのです。
食べる場所も、ダイニングテーブルじゃなくて、PCとか書類の置いてある作業台ですしね。

無職になってまだ1年が経過していないのですから、デザイナー時代の習慣が抜けるわけありませんよね。
ずっともう何年も、モノを考えたり、何かを調べたり、思いついたことを形にしたりしながら食事をする習慣が身についていたのです。

ご飯を食べてるときにメールが来たら、食べながら返信したりね…。

逆に、外食のときはスマホをテーブルに置くことさえしませんけどね。
フライトモードにして、バッグに入れっぱなしです。

買い物の仕方が変わりそうです

この食事に対する考え方、萩で暮らすようになって少しは変わるんじゃないかと考えています。

決して「この街は食材の宝庫だし、時間はあるし、料理に凝るぞ」なんて話ではなくて、単純に「お腹すいたな。スーパー行ってなんか買ってこよう」って生活ができなくなるので、なんかしらを備蓄する生活になるのだろうな、と想像しているだけです。

現在はまだ、古民家は工事中のため実家で寝泊まりしているので、実家にあるものを食べてますけどね。

古民家から最寄りのコンビニまで片道1.5kmです。
自転車で4・5分の距離なので、たまに用事があって行く分にはどうってことないのですが、古民家は坂の上にあるので、毎食「お腹が空いたから買い出しに」というのはちょっとキツイのです。

たぶん、東京時代にはやっていなかった「備蓄」をすることになろうかと思います。

当然、凝る/凝らないは別にして、自分で調理することも増えると思うのですよ。
20代のころ、30代のころ、間欠的に料理に凝ったことがありましたが、それ以来、自分でする調理に関心を持つことになりそうです。

とりあえずは、

  • 炊飯器
  • 製氷機
  • 炊飯器

を買うつもりです。

電子レンジとコーヒーメーカーくらいはあるし、製氷機を買おうとしているのは、コンビニにロックアイスを買いにいけなくなるからなんですよね。
冷蔵庫の製氷室でも氷は作れますけど、製氷皿から取り出すの、いちいちメンド臭いんですよね…。

だんだんと「最寄りのコンビニまで1.5km」生活に馴染んでいくのだろうな、と思っています。

必要な道具もガラッと変わりました

食料品だけじゃなくて、生活用品もそうなのですよ。
僕、歯ブラシや歯磨き粉、トイレットペーパーに台所や浴室の洗剤類、いっさい買い置きを持たずに生活していました。

「ヤベっ。切れてるじゃん」って言いながら、てくてく歩いて調達に出かける生活だったのです。
たぶん、こういうものも備蓄する生活になるんだろうな、と思っています。

おそらくネットショッピングでも、食料品や生活用品に関心を持つことが増えるんでしょうね。

そういえば僕、萩に来て行った先って、

  • 市役所(転入してきたのですから当然ですね)
  • 司法書士事務所(法人の移転登記を依頼してますからね)
  • コンビニ(印鑑証明取ったり、コピー機使ったり)
  • ホームセンター

なのですよ。

ホームセンターには萩に来てから、もう4・5回行っています。
熊手とか鎌とか剪定バサミとか、そんな庭仕事に必要なものを買い込んでいるのです。

東京にいるときには、ホームセンターなんて年に1回、行くか行かないかくらいの場所だったんですけどね…。

モノタロウにもユーザー登録して、鍬と鉈を買いました。
これから、DIYで家を住みやすくしていくので、こういった道工具がどんどん増えていきそうな予感がしています。

東京にいたときには自分が「剪定バサミ。どれを買うべきなのか」なんて悩む日が来るとは思っても見ませんでした。

同時に「家周りを整備するのに、こんなにも道具が必要なのか」「そして、この道具類について、オレはまったくの無知だな」なんてことにも気付かされるのです。

「情けねえな」と思う一方、こういった発見で、新しい生活が始まったことに対するワクワク感も増してくるのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。