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涼しくなってきたので、萩市内を自転車で…

2020.09.15

こんにちは、萩ドットライフ()です。

昨日、わけあって自転車で12kmの道のりの移動を体験しました。若干日差しが強くて、少々汗ばみましたが想像以上に快適でした。だんだん涼しくなってきましたからね。せっかくなので、ちょっと意図的に自転車で市内を徘徊してみようと思います。

現在、僕の移動手段は自転車です

「萩+貸し自転車」でググってみました。
まだ萩市内に「貸自転車屋」って残ってるんですね。

僕が子供時代に萩市民だったころ、40年くらい前の話ですが、もっと街なかに多くの貸し自転車屋があったように覚えていますし、もっと多くの貸し自転車に乗った観光客で溢れかえっていたような記憶があります。

萩市は山を流れてくる川が河口で二又に別れた三角州の内側を中心として形成されている、こじんまりとしたサイズの街なので「自転車での観光に適している」ということになってたのですよ。

僕の朝ランのコースも、東端にある田床山のふもとから、市内を横断して海に、突き出した西端の指月山のふもとまで移動、そこから北上して日本海沿いに東の端へ…。

ほぼ萩市街地を往復して、約9km程度のものです。

平成の大合併で萩市の範囲はとても広くなっていますので「萩は狭い。自転車で巡ることができる」と表現すると、多分に誤解を含むことは分かっています。

でも、何十年も前から「地図を片手に自転車で1日市内を巡ると、効率的に観光を楽しむことができますよ」という設定になっていたのです。

けれども「そういえば、貸自転車屋も自転車に乗ってる観光客も見かけないなあ」と感じていたのですよ。
僕が萩市民になった8月は猛暑日が続いていたので、見かけなくて当たり前なのですが、ずっと二拠点生活を続けていたこの二年間も、です。

2013年に弊出資先であるシンガポールの出版社の取材に同行というか、付き添いで市内を回ったときにも「自転車で回る観光客」の話は、誰の口からも出ませんでしたしね。
そのときは、僕もすっかり忘れていまして「そういえば、昔はみんな貸し自転車で…」なんて話題を振ることもできなかったのですよね。

どうして自転車に乗った観光客のことを思い出したかというと、今の僕の移動手段が自転車だからなのですよ。
かつての二拠点生活中に買った自転車です。
(参考:田舎での行動範囲を広げるために、自転車を買おう

車の免許は取得する予定だし、軽トラか箱バンか、セルフリノベーション生活に適した車を購入する予定なのですが、まだ自動車学校にも入校していないので、徒歩か自転車もしくは公共交通機関で移動しています。

なぜ50歳を超えたオッサンが車の免許も持っていないのか? については、過去に投稿した「50代にして自動車免許を取るつもりです」という記事をご参考に。

もうずっと東京で暮らすつもりで、かつ「自分で運転することなんかないだろうな」などと思った僕は免許を失効させてしまったのです。

なので今は、買い物に行くのにも、病院に行くのにも自転車を使っています。

かかりつけ医を決めました

ちょっと前までは猛暑日が続いていたので「このまま自転車生活なんて耐えられない。コンビニに行くたびにシャワー&着替えじゃん」「早く、免許取って車を買わなきゃ」と思っていたのですが、考えてみれば東京で暮らしてるときも、徒歩3分のところにあるコンビニに行くたびに「シャワー&着替え」だったんですよね…。

それが、ここのところちょっと涼しくなってきたもので「あれっ? 自転車に乗って徘徊するの、楽しいぞ」と思い始めてるのですよ。

だから前項で触れた「むかし出会った、貸自転車で市内観光してる人々」のことを思い出したんですけどね。

奇しくも、常備薬が切れるタイミングだったのですよ。僕は、血圧、血中コレステロール、尿酸値を下げるために毎日薬を服用しています。
(参考:病院に通うこと

そのため、移住してきた萩市でもかかりつけ医を探す必要があったんですよね。
ずっと「うちの近所の内科医がいいだろ」とか「雨の日、傘さして歩ける距離がいいな」とか「すぐ近くに処方箋薬局あるかな…」などと考えつつ、いろいろ探していたのですが、結局自転車で10分(約3km)離れた医院に通うことにしてしまいました。

理由は簡単で、高校時代の同級生が開業しているから、です。

ほんのちょっと前まで「いくら同級生が開業してるからって、わざわざ遠くの病院に行くことはないだろ」なんて思ってたんですけどね。

「涼しくなってきたし、ちょっと近くまで行ってみるか」と、いちおう保険証と東京時代のかかりつけ医のレターを持って自転車を漕いで向かってみたのですよ。

なんとなく歩道の広さとか、川を越えるときの景色の心地よさとか、市民体育館至近という思い出の立地とか、なんだかんだで「定期通院するので、お願いします」ということにしてしまいました。

結局、お薬手帳を忘れていて再往復することになるんですけどね。
3kmの道のりを二往復=12kmってことですね。

高校の同級生でもある院長と、職業人として会話するのは始めてだったので「なんか変な感じ」と思いつつ、互いの近況を訊ね合う雑談に終始して東京時代と同じ薬を処方してもらったのですが、病院での雑談ってちょっと気を使いますよね。

同じ部屋にスタッフもいるし、待合室には他の患者さんがお待ちですし、「他に同級生でここに来てるやつ、いる?」みたいなことも聞きにくい感じがしますしね。

ちょっとグルグル巡ってみようかな

今朝の気温は17℃でした。
下はハーフパンツですが、上はパーカーを着て朝ランに出かけました。

日中もせいぜい25℃くらいな感じですね。
もうめっきり、秋めいてきました。

昨日の病院との二往復で思いがけず「萩市内を自転車でブラブラするのって気持ちいいぞ」と感じたのですよ。

二拠点生活中もそうだったはずなんですけどね…。
たぶん、居住しているのが実家であることと、自分が買った家であることって生活の自由度を「気分的に」大きく左右するんですよね。

実家だと、どうしても「どこに行ってきた?」「誰と会ってきた?」なんて話になりますもんね。
親にしても兄弟家人にしても決して詮索してるつもりではなく、単純に会話の糸口のつもりなんでしょうけどね…。

「どっかに行くと、また訊いてくるんだろうな。メンドくさいな」って、感じちゃうんですよね。
いちいち行き先や、会う人、やることに理由を求められるのは苦痛なのです。

その点、ひとりでフラっと出かけて、観たいものをみて、食べたいものを食べ、買いたいものを買ってくる感じがとても快適です。

テキトーにブラブラするためにセミリタイアしてるんですからね。

涼しくなったので、ちょっと萩市内を自転車でブラブラほっつき歩いてみようかな、なんてことを思っています。

天気予報を見ると、明日から雨になりそうですね。
このブログを投稿したら、ちょっと2・3時間出かけてみよう。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。