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寒いので、暖かくなったときのことを考えてる

2021.01.10

こんにちは、萩ドットライフ()です。

寒い。東京のマンションで暮らしていたときには、ほとんど外気温を気にしたことがなかったのですが、萩の古い戸建てに住み始めてからは、ほぼ毎日気温をチェックしています。家の構造の違いが、ここまで快適さに影響するのかと、少々驚いています。

古い戸建ての寒さ、想像以上です

全国的に大寒波に見舞われています。

僕がこの夏から暮らし始めた、山口県萩市の築50年を超える家。想像以上の寒さです。
先月「築56年の土壁の家、寒いっ! 」という記事を投稿したばかりなのですが、そのときとは比べ物にならない寒さです。

なんせ日中でも0℃を超えないのですから。

この家、不動産情報ふうの間取り表記をすると4K+DENといった感じなのですが、現在、エアコンのある部屋に、オイルヒーターを移動して、その1室のみを使って生活しています。

それでも物凄く寒いのですよ。
というか、ひとつの部屋の中での寒いところと暖かいところの差が物凄いのです。

ずっとエアコンを回していますので、暖気が当たってるところと、天井付近はとても暖かいのです。
でも、土壁付近、畳敷きの床、障子付近はとても冷たいのです。

さらに、うかつなことに一部が板の間になっている部屋を寝室(=とりあえず1台だけエアコンを付ける部屋)にしてしまったので、その板の間付近からとんでもない冷気が上がってきます。

なので、部屋の中でもベンチコートを着て、ソファに座って畳の上に毛布を敷き、その上に足を乗せて、さらに膝の上にもう1枚毛布を乗せて過ごしています。

「ホットカーペット買わなきゃな」と、物色中です。
ここまで冷え込むと、オイルヒーターは無力です。

改めて「夏まで暮らしてた東京のマンション、優れてたんだな」と思い起こしています。
真冬でもスエット上下で、くつ下を履かずに生活していましたからね。

両隣も上下のお宅も暖房をつけて暮らしてたからなんでしょうけどね。

リノベーション方針。とにかく断熱

当ブログで何回も触れていますが、この家は「古民家再生をDIYでやりたい」と思って買った家なのですよ。

セルフリノベーションをしながら暮らすためのベースホームなのです。
古いも、暑いも、寒いも承知の上ではあるのです。

とにかく引っ越してきた時期が猛暑だったので「とりあえず、涼しくなったら車の免許取りにいこう」と…。

そうして秋を待ちながら過ごしている間に「あれ? この家の風通し、すごく気持ちいいな。これ活かそう」「というか、このままでワンシーズン過ごしてから、リノベーションプラン考えよう」と思い、今に至っています。

いま考えているのは「断熱。とにかく断熱。風通しよりも断熱」です。

もとより「重要視すべきは断熱性能だろうな」とは考えていたのですが、イメージしていたよりも強固に取り組むべきだと感じています。

前述のように「この状態でワンシーズン」と考えていたのですが「春に近づいて寒さが緩んだら、断熱部屋をひとつ作ろう、そこで夏を迎えてみよう」と考え始めています。

この寒くて耐え難い記憶が残っているうちに作業を始めたいのですよ。
真夏に味わった暑さも蘇ってきましたからね。

そのときも「こりゃ断熱性能を最優先する方針でリノベーションすべきだな」と感じていたのですよ。
少々、部屋のサイズや風通しの気持ちよさを犠牲にしても構わないという気になっています。

暖房器具もいろいろ試してみよう

この冬の間に、いろいろな暖房器具を試してみようと思っています。
どんなにリノベーションを頑張っても、RC造のマンションほどの断熱性能を得ることはできませんからね。

それでも、外の気温が零下になっても、家の中でベンチコートを着なくても済む程度にはしたいのです。
できれば、くつ下を履かずに過ごせるのがいいのだけれども…、どうでしょうね。

知人には「古い日本家屋で暮らすんなら、石油ストーブが一番じゃない?」と言われました。
僕が子供時代にもずっと使ってました。

でも、給油や灯油を買いに行く面倒臭さがあったり、消し忘れや鍋やヤカンを乗せたままの空焚きの心配があって、できれば避けたいんですよね。

そのうち「石油ストーブ買いました。サイコー」とか書くかもしれませんけどね。

その前に、電気ストーブやホットカーペット、パネルヒーターなどを試してみたいのです。

なんとなく、この数日のように日中でも零度に達しないような特別な寒さでもない限り、エアコンと電気ストーブ or オイルヒーター、それにホットカーペットの組み合わせでなんとかなりそうなんですけどね。

暖房器具に関しては、暖かくなると絶対に忘れるので、取り急ぎ電気ストーブとホットカーペットは発注するつもりです。

たぶん、この数日の寒さって異常なんですよね。
どうなんだろ? 東京のマンションで暮らしてるときって、外出するとき以外ほとんど外気温なんて気にしたことなかったんですよね。

萩に移住してからは、ほぼ毎日外気温をチェックしています。

この古い戸建てに引っ越してきて初めて味わう冷え込みなので「古い家って、こんな感じなんだ」「和室だとこういうときキツいよな」「マンションは快適だったのに」みたいなことばかり考えてしまうのですよ。

でも、これを機会に「来年の冬は、もう少し快適に過ごせるように、いまのうちから策を練ろう」と頭を切り替えることにします。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。