また散歩したり、自転車に乗ったりしてみるかな

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久々に庭仕事を

ひさしぶりに、庭の草むしりをして過ごしました。
気温が18度くらいあったのですが、ずっと陽の当たるところで作業をしていると汗ばむ季節になってたんですね。

草むしりと言っても、しゃがみこんで1本1本抜いたり、鎌で刈り取るような作業じゃありません。
レーキと呼ばれる、トンボみたいな地ならし用の農具でモシャモシャ生えてきた雑草を引きちぎって、積み上げただけの作業です。

まだまだこれからどんどん生えてくるはずですからね。
この時期に完璧を目指しても意味がないのです。

春になって気づきましたが、我が家の裏庭にはタケノコが生えます。

「美味しいの採れるじゃん、いいね」が半分。「まじかよ…。しばらくは監視を怠るわけにはいかないな」が半分です。
見つけるたびに、根まで掘ってアク抜きして湯がいたり焼いたりするのも面倒なので、ほとんどのタケノコは蹴り倒して一箇所に集めています。

入居したばかりの頃「この庭、草むしりしてきれいにして、芝生でも敷こうかな」なんて思っていたのですが、タケノコを退治し続けて、勢いがなくなるまでは無理ですね…。

何かが前に進んでる感が必要なのです

庭仕事をしていると、スマホとかPCのモニタを見ている時間が減ります。
普段、どんだけ自分が視点を集中させたまま、頭の中だけで活動しているのかがよくわかりますよね。

前にも何度かブログ内で触れましたが、最近ずっと電気工事やら、情報技術に関する学習にハマっています。
（参考：なんの役にも立たなそうなことに没頭する楽しさ）

来月には、第二種電気工事士の筆記試験を受けます。

これはこれで楽しいのですよ。
先日「セミリタイア人が求める達成感」なんて記事を投稿しましたが、人間って何かしらが前に進んでいないとストレスが溜まるんですよね。

職業人時代、あれほど締め切りや納期に追い立てられることをストレスに感じていて「そんなものから解放されたい」と、セミリタイアを選んだんですけどね。
やることがなくなって、何にも追い立てられなくなったら、それはそれでストレスなのです。

庭いじりでも、新分野に関する学習でも、自分が時間を費やしたことでちょっと景色が変わるんですよね。

草でモシャモシャになっていた庭がスッキリしたり、解けなかった問題が解けて、ちょっとだけ頭の使い方が変わったことに気付いたりね。

そういう感じがあったほうが、気が晴れて生活が充実するのです。

また、散歩と自転車かな

暖かくなってきたので、少し外に出かける時間を増やそうかなと思っています。

年末に軽トラを買って以来、ずっと車で移動し続けてきましたし、寒いので家の中に閉じこもりっきりでしたからね。

このブログの過去記事をざっと眺めてみると、秋くらいには近所の山を少し登ったところにある「陶芸の村公園」というところに散歩に行くのを日課にしてたんですよね。
（参考：田舎暮らしも、なかなか情報量が多い）

まだ、車の免許もなかったので、自転車に乗ってスーパーに買物に行ったり、街中を徘徊したりしてました。

車に乗るようになって思ったんですが、車を持ってもさほど行動範囲が広がるわけじゃありませんね。
そりゃ、何十キロも離れたところにも出かけたりはできますけど、街中をブラブラしようとすると、どうしても停めるところに困りますからね。

目的地を決めてピュッと行って、ピュッと戻ってくるような使い方ばかりしています。

「もう自転車の出番なんてないのかなあ」なんて思っていたのですが、真冬と真夏以外は、まだまだ使うことも多そうです。

春ですからね

僕はひとりで籠りっきりで孤独に作業するのが苦になりません。
むしろ、至福の時間だと思っています。
（参考：孤独を受け入れると快適ですよ）

つくづくデザイナーという職業に向いてたんだろうなあと思っています。

当然、クライアントをはじめとする関係者からのヒアリングや、成果物のご説明等を上手にこなせるくらいのコミュニケーション能力はあります。
決して「人と会うのが嫌い。蕁麻疹出る」って感じの、偏屈感はありません、たぶん…。

「作業に没頭していたいから意味のないことで邪魔しないで欲しい」
「でも必要ならばすぐにでも駆けつけるから声かけてね」
くらいのバランスでやってました。

ただ、ずっと籠もってると、血のめぐりや思考のめぐりが悪くなってくるのも確かなのですよ。

今も没頭できるものを見つけたのはいいのですが「ちょっと気晴らしが必要かなあ」というモードに入っています。

久々の草むしりで、それを感じました。
秋頃の、散歩をしたり自転車で街をグルグル回ってたころのことを思い出したんですよね。

暖かくなってきたからっていう影響もありそうですね。

ちょっとだけ場面転換できるのがいいのですよ。
籠もり続けているとカチコチになりがちなリズムや思考パターンを、ストレッチみたいな感じでグイっと伸ばしてみようと思うのです。

なんとなく、そんな季節ですよね。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。