「教えてくれ」って言いたがる人に近づきたくない
2018.07.09
最終更新日:2018年07月28日
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。すぐに「教えて」って言ってくる人が苦手なんですよね。できれば付き合いを避けたい感じ。インターネット上にたくさんの情報がありますから、まずはなんらかのリサーチをした上で話しかけて欲しいのです。同様に、教えたがりの人にもNG臭を感じます。
リサーチ力を持たない人と付き合うのは、時間の無駄だと思うのです
「道教えて?」とか「この字どうやって書くんだっけ?」「リングイネってなんだっけ?」みたいなのは全然構わないのです。
これから語ろうとしてる「教えてくれ」は、たとえば「デザインってどうやるの? 教えて」「ホームページってどうやって作るの? 教えて」みたいな話のことなんですよ。
まず「教えて」って言われても、5分10分でコンパクトにまとめられる話じゃないですよね。相手の知識レベルによっても内容が全然変わってくるし。
そもそも会話が成立するだけの知識がある人ならば、そういう聞き方して来ないもんなんですよね。
僕たちの学生時代・社会人駆け出し時代と違って、学習は完全にプッシュ型からプル型に変わりましたよね。
「この人から教わりたい」って思う以前に、学びたいこと、知りたいことがあるのだったら、インターネット上にいくらでも情報はあって、どんどん連想ゲーム的に掘り下げていくことができますもんね。
それでも「対人じゃないと伝えられないこともある」的なことを言いたがる人もいますが、まずは自分で調べてみるべきでしょう。今すぐできるんだから。
それができない人に何を伝えても無駄だと思います(例外ってある?)。その上「時間を取って直接会って欲しい」など、ほぼイヤガラセに近い不快感を感じますよね。
僕が語ることのできる知識なんて、僕より遥かに上手にインターネッ上でまとめられてますよ。しかも正確だし、常時アップデートされてる。だから、僕に聞かずにググって欲しい。
そして、僕は大した人脈なんて持ってないから、人脈を拡げたいんだったら、話しかける相手、僕じゃないと思います。
そういう人たちに使う時間がもったいないのです。
「アドバイスするよ」って言いたがる人にも近づきたくありません
「アドバイスするよ」な人に関しては、どっかで別に自分のアタマを整理し直そうと思いますが、「教えて」つながりで大雑把に語っておきます。似たようなウザ味を感じるのです。
概ね「近づきたくない印象の人が言ってくるケースが多いかな?」と思っています。
前提として、僕は自分自身が思う「これやりたい」を淀みなく継続することが快適だと思っているので、それを邪魔されるのが、ものすごく不快なのです。
なんとなく感じてるのは、木に例えるならば「幹」の部分は、自分で決めなければならないところなので、アドバイスなんて無用だと思っているのですよ。
しかし「枝」の部分は、他人からアドバイスが頭の体操になることは少なからずあると思います。
ただ、僕よりも僕のことを考えてる人は絶対にいないので「誰のどんなアドバイスも、話半分にに聞いた方がいい」とは思います。
もし、僕がアドバイスを必要としているときには「あなたにお願いできませんか?」と、こちらから依頼します。
アドバイスが嫌なんじゃなくて、アドバイスをしたがる「人」が嫌なんでしょうね。
自分からアドバイスしたがる人ってのは、知識をひけらかしたがってたり、コミュニケーションスタイルが歪な人が多いように思います。だから排除したほうが快適な状態を保てるのですね。
「時間を無駄にしたくないので、話しかけないでください」ということです。
そもそも、自分のやってることの説明なんてできやしませんよ
「教えてくれ」に戻りましょうかね。
「どうやったら、そういうことができるんですか?」って聞かれても「知らん」としか答えようがなかったりするんです。
たとえば、自転車ですかね。「どうやったら自転車に乗れるようになりますか?」って聞かれたとき、その答えって、結構いい加減なことになるでしょ? 「心を清く保って、6m前方に意識を置きましょう」みたいな、おかしな精神論に偏ってみたり、「補助の人に荷台を支えてもらいながら、バランスをとって」みたいな方法論を語ったりすることになりますよね。
「ひとりで公園行ってやってみ」って伝えたほうが早いのですね。
それでもできないのならば「自転車の乗り方」じゃなくて「自転車の乗り方を教えるのが上手な人の探し方」がその人にとって必要な情報だと思うのです。
「Webデザイナーには、どうやったらなれますか?」と問われても「特別なことは何もしていません」「いろいろやってみたらできたんです」って答えるしかないのです。
それだと相手が納得しないもんだから「カッコイイと感じたホームページを自分の環境で完コピしました」とか「常にアタマの中で複数のバリエーションを作るクセをつけています」みたいな、本論じゃないし、ビミョーにカッコつけた話を仕立てるのです。
決してウソじゃないんだけど、こんなもん真似してもなんにもなりませんよね。
「作業の過程でやってること」であって、それをやったからできるようになったワケじゃないし、僕もいつもそうしてるワケでもないし……。
僕がやってきたこと、やってることって、僕が仕事を得るため、続けるために最適化されてるので、言葉にして他人に伝えても何の役にも立たないと思います。
だから僕は、いろんなメディアで紹介されている他人のサクセスストーリーみたいなのも一切参考にしません。
つまり「教えてくれ」な人は、まず自分でリサーチしてね。他人に聞いても参考になんかなりゃしませんよ。って話ですね。
ただ、仕事仲間だったり、面白そうな人と「自分はこう考えてる」「こんなことやってる」みたいな話の交換はすごく楽しいですよ。
考え方や着目点を交換することを目的とした「教えてくれ」は、むしろ有効だと思っていますし、すごく好きです。それには、先方がそれなりのgiveを持っていてくれることが前提ですね。
あと「情報交換」という、地雷臭プンプンのお誘いもありますが、これについては追々。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。