セミリタイアとアーリーリタイアの違い
2018.12.22
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。僕はこのブログのテーマのひとつに「セミリタイア」を設定しています。なので、よくこのワードでググって、記事を書くためのネタを集めたりしているのですが、そうすると、いろんなところで「アーリーリタイア」というワードと出くわすのです。
アーリーは「早い」、セミは「半ば」
という、見出し通りの印象を持っていて、僕の場合は「仕事を考えられる限界までユルめて、空いた時間を別のことに使えるようにしよう。そして職業人としての寿命を伸ばそう」という意味でのリタイアなので「セミリタイアだな」と思っていたのですよ。
たとえば、80歳過ぎても、週に何日か仕事をしていて収益を上げていれば「セミリタイア」ですよね。
「アーリーリタイア」には、定年前に職を辞して、以降、労働による収益を上げずに生活をする人のことだという印象がありました。
若くして財をなした人だったり、生活コストを抑制するスタイルの人なんかがそうなんですかね。
ちょっと、この辺の用語の使い方が不安になってきたのですよ。
「自分はちゃんと言葉の意味を正しく認識できているのか…?」
なので、ちょっと調べてみました。
まず「リタイア」の意味をきちんを押さえましょうか
セミリタイアもアーリーリタイアも、どっちとも「なんちゃらリタイア」なので、まずは共通で使わている「リタイア」の意味をきちんと把握しておこうと思います。
リタイア(retire)
1 引退すること。退職すること。「リタイアして田舎に引っ込む」
2 競走・競技で、退場・棄権すること。
出典:リタイアとは – コトバンク(2018年12月22日現在)
仕事でも、競技でも、なんとなく今まで継続していたことを停止するような意味合いの言葉ですよね。ここについては、印象通りです。
仕事に関して「リタイア」という場合、世間一般の共通認識は、60〜65歳辺りの「サラリーマンの定年退職」あたりを指すんじゃないでしょうか。
僕はフリーランスなので「定年」という概念はないのですが、それでも意識してしまうものなのですよ。
その上で「みんなが65歳でリタイアする前にステップダウンを始める。そして空いた時間を使って、キャリアチェンジを試みる」みたいな感じで「セミリタイア」と言っているのです。
アーリーリタイアとセミリタイアの意味をググってみる
では「アーリーリタイア」「セミリタイア」の意味をそれぞれ調べてみましょう…。
と思いきや、Wikipediaにもコトバンクにも「アーリーリタイア」「セミリタイア」の言葉の意味が載ってないんですよね…。
それどころか「セミリタイアとアーリーリタイアの違い」って同じタイルでブログ書いてる人が結構見つかって、ゲンナリ。
誰でも思いつきそうなテーマだし、「せっかく書き始めた記事だから」と、気を取り直して検索結果を眺めるのですが、辞書的なサイトが一切みつからないのですよ。
「詰んだか…」と思いきや「early retirement」で検索したらありました。
early retirementとは
早期退職、若隠居、早期退職
出典:early retirementの意味・使い方 – 英和辞典 Weblio辞書(2018年12月22日現在)
「そっか。カタカナで見つからなければ、英語でググればいいのか」と学習したので、続いて「セミリタイア」も「semi retirement」で検索。
semi retirementとは
セミリタイア
出典:semi retirementの意味・使い方 – 英和辞典 Weblio辞書(2018年12月22日現在)
ん? これじゃ何の解決にもなってないじゃん!
気を取り直して、Oxford Dictionariesで検索。
semi-retirement
The practice of retiring or withdrawing from employment or an occupation but continuing to work part-time or occasionally.
出典:semi-retirement | Definition of semi-retirement in English by Oxford Dictionaries(2018年12月22日現在)
簡単に和訳すると「雇用もしくは職業から退いているが、パートタイムもしくは時折働くことを継続している」みたいな感じでしょうかね。
「semi」には「半分」とか「やや」みたいな意味がありますので「ちょっとだけ働いてる」みたいな状態のことですよね。
自分の知識、なんとなく当たってたみたい
僕がイメージしていた言葉の捉え方で、なんとなく合ってたみたいです。
今の僕の状態は「セミリタイア」です。
そもそも「リタイア」とは、労働による収入を得ないことを意味する言葉なのですが、僕としては、ちょっと残したいのですよ。
「収入を求めて働く」というところに、それからしか得られない社会との接点があると思うのですよね。なので、まだまだ職業人でありたいのです。
ただ「セミ」が意味するように労働を「半分」「やや」にすることによって、使える時間が増えるのですよね。
その時間を使って、新しいことを始めようとしているのです。
ただ、いまのところ、収入が減った分ほどには、自由時間が増えていない気がするのですよね…。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。