「成長したい」と考えるのをやめて、いったんユルもう
2019.03.30
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。人生の中に「逆張り期間」を作ろうと考えているところなのですよ。まだ先が長いんだから、口だけで「あれやりたい、これやりたい」と言いながら、実際は長期間ダラダラと暮らす時期があってもいいですよね。そのうち勝手に反動が起こると思うのです。
ずっと「成長したい」と思い続けるんでしょうね
このブログを書き始めた頃とくらべてかなり自分のマインドが変わってきた気がするのですよ。
もともと、周りが「人生100年時代」なんて言い出すものだから、自分もそれを真に受けて「フリーランスの老後」みたいなものを真剣に考え始めてたのです。
その結果、働き方を変えつつ、いったん何かの初心者に戻って、人生を再構築してみたい、と。
そのためにセミリタイア期間を経て、長期休暇を取ろう、それを節目にして、デザイナー業を終えようという結論に至り、考え続けつつ行動を起こしている最中なのです。
その過程で、50代半ばになっても成長欲があることが確認できました。
長い職業人生の間に不満が蓄積したり、自分が好む働き方じゃなくなったりして、そこから逃れたいという欲求もあるのですが、やはり「なにか新しいことに取り組みたい」とか「自分をアップデートしたい」という欲求は持ち続けるものなのですよ。
(参考:働き方の、好みが変わる)
おそらく、死ぬまでこのままなんじゃないですかね?
僕、社会人駆け出しのころは、周りのオッサン見て「こいつら成長欲とか、まるっきりないんだろうな」とか思ってましたが、ウソでした。
あのころ、どうしてそのように感じたのかは謎なのですよ。自分のいた環境がショボかったのか? 自分の未熟さゆえなのか? 「いや、それで当たってる」なのか? 今回の本論とは関係ないので、また機会があれば考えてみることにします。
今、セミリタイア生活をしながら長期休暇へ向かっている時期なのですよ。
新規案件の受注は停止しましたが、運用中の案件がありますので、なんとなく「週3日労働」くらいの感じです。
暇なので、いろいろと考え続けていますが、案件がすべてクローズしたら長期休暇に入りますので、特に新しいことを学習しようとすることもなく、ダラダラとユルみつつあります。
このあたりがジレンマなのですよ。
「成長したい」と「ユルみたい」を同時に考えている時期で、バランスを取り合ってることは、分かっているのですよ。
それにしても「あれやりたい、これやりたい」と考えている割には、どんどんユルんでいく現状に苛立ちというか、なんとも言えない納まりの悪さを感じているのです。
人生の中の「逆張り期間」
僕ね。「口だけのヤツ」って嫌いなのですよ。ともすれば、自分がそうなりがちな性格なのを認識しているからかもしれません。ショボくてもいいから、実際にやってみるヤツのほうが好きで、自分もそうありたいと思ってるのです。
だからこそ、独学でデザイナーになったり、フリーになったりできたと思っているのです。
結果、運よく50代半ばまで生き残れてよかったと思ってるから、他人にも「失敗してもいいから、やってみりゃいいじゃん」って言いがちなオッサンにはなってますね。
「『やめたい』でも『やりたい』でも、どっちでもいいよ。動いてから話しかけてよ」みたいなことを言ったりもします。
だけど、いまの僕は「口だけのヤツ」になってるんですよね。だって、長期休暇に向かってユルみつつある割には「あれやりたい、これやりたい」考えてるし、このブログにも書き続けてるんですもんね。
このあたりが自己嫌悪を感じる原因になりはじめているのですよ。
反面、自分で自分に「口だけのヤツになるな」みたいな圧力をかけてる状態を窮屈に感じるんですよね。
なのでもう、自分が「口だけのヤツ」であることを許容しながらユルもうと思っているのです。
ずっと「こうはなるまい」と思ってきた状態を一定期間作ろうと思っているのです。「人生の逆張り期間」みたいなイメージですね。
もう、あれやこれやと自分に対する戒めみたいなものは考えない。一回「好きなようにやる。あとは知らん」という状況を作ってみることにしました。
しばらくしたら、反動するでしょ
僕は、クソつまんないほどに、根が真面目なヤツなんですよ。
おそらく「何もしない、口だけのヤツ」をダラダラと続けてると、そのうち反動で戻ってくると思うのです。
基本、なにかを作るのが好きなヤツなのですよ。
(参考:「作る人」で居続けよう)
そうならなかったら、それで仕方ないですけどね。それも「運」とか「才能」のうちだと思います。
とにかく今は、口だけで「あれやりたい、これやりたい」と言い続けながら、実際はなんにもしないで、ユルユルの生活をする時期だということにします。
それでも耐えられなくなって、あれやこれやとインプット作業は続けると思うのですよ。なんか興味を持ったことを調べ始めたり、Web上の講座を受講したりするかもしれません。「それが後になって生きてくるんじゃない?」くらいに思ってユルみ続けることにしてみようと思っています。
30年以上も職業人続けてきたんだし、またこれから何か新しいことを20年くらい続けるつもりなのですから、何年間かはこんな時期があっても構わないでしょ。
何もしない、ユルんだ休暇期間もこのブログだけは継続していこうとは思っています。結局「ユルむための長期休暇期間」という、業務上のスケジュールを作っただけって感じですね…。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。