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仕事を止めて、休養することに集中してみる

2019.06.29

こんにちは、萩ドットライフ()です。

「職業人としての寿命を伸ばすために、セミリタイアを始めた」と書き続けているのですが、同時に「仕事を止めて、年単位の休養期間を取る」ということも考えています。これからしばらく、自分の頭の中を「休養」寄りに変えていこうと思っています。

僕は現在、セミリタイア生活をしています。
もともとがフリーランスのデザイナーなので、サラリーマンの方のように「会社を退職しました、今日からセミリタイア生活を始めます」と、明確に生活が切り替わったわけではありません。

1年以上前から「もう新規案件の受注は停止しますよ、セミリタイア生活をはじめたいのです」と周りの人に伝えながら少しずつ理解を得てもらいつつ進行させていきました。

なので「セミリタイア生活○ヶ月目」などという言い方がしにくいのですが、なんとなく「日中暇なときのほうが、働いてるときよりも明らかに多くなってきた」と感じるようになってから、半年くらい経過したという印象をもっています。

「準備のために休むのだ」という考え方を一旦捨てよう

このブログのあらゆるところで、

  • 職業人としての寿命を伸ばすためのセミリタイア
  • また何かの初心者に戻りたい
  • デザインの仕事に、もうひとつプラスアルファを

みないなことを延々と書いています。

さかのぼって過去記事を読んでみると、少しずつ考え方が変わってきたり、書いていることに矛盾もみられるのですが、紛れもなく僕の本心なのです。
「ただ、リタイアに向かっているだけではなく、次の人生の準備行動だ」ということを強く思っているのですよ。

一方で「一旦無職になって、1年以上の長期休暇を取る」という宣言もしています。
すべての仕事から離れて、休養する期間を作りたいのですよ。

性格上「あれやりたい」「これのこと知りたい」みたいなことばかりを考えがちなのですが、ここから先、積極的に完全休養のイメージを持つように心がけたいと考えています。

先日「睡眠の重要性。50代にしてようやく実感」でも少し触れたのですが、2週間にもおよぶ長い風邪をひいたのですよ。

ちょうど今、健康のことを考える気分が高まっているので、そのことについて記録しておこうと思っているのです。

職業人生の中で数回、年単位の休養期間を取る

もともとセミリタイア生活を始めようと思ったきっかけが「休養期間を作りたい」と「人生をリセットする時期を作りたい」を同時に考え始めたことなので、ずっと休養の重要さは認識していたのですよ。

そのためには、

  • 週のうち、数日は休養日にする
  • 数ヶ月に1回、1週間程度の休みを取る

だけではなく「職業人生の中で数回、年単位の休養期間を取る」ことが必要だと感じていたのです。

冒頭で述べたように、僕はフリーランスのデザイナーです。
休養日って「干されてる状態」と同じなのですよ。この間、身体やアタマは休まっていても、心ではどこかしらで「まったく生産できない日を作っちゃった。どこかでリカバリしないと」と思ってしまうものなのですよ。

なので、本当に休養するためには、マインドセットを変更する期間と、それを支える資金が必要なのです。
頭の中から「仕事」「仕事仲間&関係者」「自分のキャリア」のことを一旦消し去って、休んでいることが当たり前だと思う状態を作りたいのです。
その期間を「最低1年くらいで設定してみよう」と思っています。

当然、休養中も「あれしたい、これしたい」は考えることになるのでしょうが、ずっと「今は休養中、いろんなことは後でヨシ」と思い続ける期間を作りたいのです。

その後のことは「1年が経過した時点で、考え始める」ということにしようと思っています。
「1年間休んだら、また再開・復帰する」という制約を課したくないのです。

あらゆる資金状況を確認

以前投稿した「セミリタイア・ブルー。収入が月20万円を下回りました」でも触れたように、前もってわかっていたことであっても、収入や資金が減ることって、結構堪えますね。

前述のように、どうしても「干されてる状態」をイメージしてしまうのですよ。
この辺は、徐々に解消されていくものと信じています。

休養中、それほど大金を使った娯楽を体験するような予定はありませんが、それでも「無駄なお金、使わないようにしないとな」という気持ちはあります。

また、資産の取り崩しも最小限に抑えたいので、現在居住している東京のマンションを賃貸に出すつもりです。
フラット35で住宅ローンを組んでいれば、賃貸に出せるようです」でも書いたように、親の介護や、本人・家族の休養を目的に住居を移し、ローン返済中の物件を賃貸に出すことは可能なので、この制度を活用したいと思っています。

もともと「二拠点生活を数ヶ月〜数年続けたのち、山口県萩市に完全移住する」ということは自分の中で織り込み済みでしたからね。

僕はフリーランスなのですが、法人登記しているのですよ。
この法人は、ずっとそのまま持ち続けるつもりなのです。
当然、個人事業主よりも、法人住民税の均等割分など最低限度のコストは多く発生しますけどね…。そこは仕方ないのです。
税金や健康保険・厚生年金保険の保険料額については、僕自身の役員報酬をゼロにして、最低限度まで下げようと思っています。

今のうちから、資金関係のことは真面目に精査しておいて、休養中にお金のことでビビることがないようにしたいと思っているのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。