暇になったから、言葉を行動に変えていこう

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口よりも手を動かせ

「他人が何を言ってるかよりも、何をやっているかを見よ」と、よく言われます。
僕自身も、言われたことも言ったこともありますから、よく使われている慣用句だと思って、間違いないと思います。

「口よりも手を動かせ」なんて言い方もありますね。

こうして、毎日ブログを書きながら「あれやりたい、これやりたい」ばかり書いていると、ときどき「あれ？　なんだかオレ、クチばっかで全然手を動かせてないな」などと思うことも多いのですよ。

とはいえ「セミリタイア」とか「二拠点生活」とか「デザイナー引退」なんていう、これからの人生に大きな影響を与える行動は、この1年くらいをかけてゆっくりと進めてきたんですけどね。

以前に投稿した、

• 有害鳥獣捕獲に興味ある［思いついてることを記録する］
• 古民家再生をDIYでやりたい［思いついてることを記録する］

みたいなことには、まったく手をつけられていないのですよ。
ただただ、他人のブログやYouTubeを眺めて「楽しそうだな〜」とひたすら妄想を続けているだけなのです。

唯一、「断捨離を実行することにします」は少しずつはじめました。
寝室として使っている部屋に、数千冊の本があるのですよ。マンションを買った直後の入居前に、造り付けの本棚を作ったのですが、その時点ですでに溢れていました。
それから10数年をかけて、さらに増えているのです。

それを先週くらいから、少しずつ捨てるようにしています。
1階に行く用事があるたびに、PPテープで括った本をゴミ捨て場に持っていくようにしているのですが、何週間？　何ヶ月？　かかることやら…。

目標は「身の回りのものを、スーツケース3つ分くらいの量に抑える」なので、しばらく取り組む必要がありそうです。

僕は先日、無職になりました。
手元にあった、最後の案件がクローズしたのです。

これから少なくとも1年間は「休養中」という認識でいることにします。
ただ「だらだら過ごす」ではなくて、ずっとやろうと思っていてできなかったことを「やる」ように、身の回りの環境を変える期間だと位置づけています。

なので、なんだかんだと行動をしはじめる期間なのです。

「ストレスにならない」ことを選択する

前述の通り、僕は無職になったので、暇なのですよ。
この暇を最大限に有効活用して、人生を豊かな方向に向けて軌道修正したいのです。

仕事を抱えて忙しくしていたとき以上に「無駄を嫌う」マインドになっています。
ストレスに耐えなければならない時間を過ごすことや、暴飲暴食によって健康を害すようなことをしたくないのです。

せっかく獲得した「暇」なので、意図的に選択をする生活をしたいのですよ。
Aという行動をしているときに、Bという行動をイメージしてみる。そして、10年後の自分にとってどちらが有効か？　どちらが豊かな人生に導いてくれるか？　を意識しながら暮らしてみたいのですよ。

若い頃から、こういう考え方はもっていたのですが、もう少し強めに考えてみたいのです。
暇ですからね。

その時々では「AでもBでも、どっちでもいいや。強いて言えば…」という選択が、毎日々々の習慣として積み上がれば、ほんの少しだけ確実に、快適な人生に近づいていってくれるはずなのです。

その選択基準の第一位が「ストレスにならない」ことなのですよね。

若い頃は「収入アップ」とか「大きな仕事に繋がる」「承認欲求を満たされる」みたいなことが選択基準になっていたように思います。
なので、20年前と同じ「AとB」を比較したときに、今は違う側を選ぶことも増えていると思うのです。

意識して「柔軟」に

これまで50年以上かけて作り上げてきた「自分はこうあるべき」という姿が、僕の中に固定観念としてあるのですよ。
それが加齢とともに、また環境の変化とともに、それほど快適ではなくなってきてるのです。

それらが「あれやりたい」「こういう人生を作りたい」という言葉になって出てきているのですよ。

この「長期休暇」の1年間で準備して、そこから10年くらいを使って「行動して」「検証して」を繰り返すフェーズの入り口に要るような気がしています。

前項で述べた選択基準が「ストレスにならない」に加え、「変わるか留まるかが選択肢ならば、変わるを選ぶ」も付け加えてみようと思っています。

まず「オレは硬直化している」と仮定しているのです。
意図的に、無理やりにでも柔軟であろうと思っています。

もしかすると「ストレスにならないこと」との矛盾が生じるかもしれませんが、もともと「ストレスゼロ」の行動なんてありませんからね。
その辺は、うまく折り合いをつけていこうと思っています。

検証してみて「ストレス、キツい。ダメだ」と思ったら、改めればいいのですから。

せっかく無職になって、暇を手に入れたのですよ。この期間を上手に使って言葉を行動にすることができないと、たぶん一生何も変わりませんよね。
とりあえず、順不同でいろいろとやってみることにします。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。