時間があればできるのに、はウソ
2019.12.18
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。「もし時間があれば…。あれもこれもできるのに」なんて思うことありますよね。でも無職になって時間を持て余している今「そうとも限らないな」と考えているのです。どんなときでも時間は「ある」し、だからといって「できる」とは限らないのですよ。
時間なんてみんなに等しく「ある」のです
「やるべきことは分かってるんだけど、時間がないのですよ」とか「自分が二人いれば状況がまったく変わるのに」みたいなダサい言い回しを聞いたこと、何度もあります。
もちろん僕自身も例外ではなく、このブログ内でいつも「あれやりたい、これやりたい」と言葉に残し。
ときには「そうだ! こんなことも思いついた」などと、やりたいことをどんどん増やし続けているのです。
でも、実態は「いまは無職になって長期休養をとる期間だから」などと言いつつ、何かが「できる」ようにはまったくなっていません。
無職だから時間なんてたっぷりあるはずなのに、です。
そうそう。先日投稿した「理由付けをやめよう。動こう」で、
自動車免許については東京に戻ったらすぐに自動車学校に入校しようと思います。
などと書いたので、さっそく月曜日に入校手続きに行ってきました。
すると「いま技能講習の予約がパツパツで、なかなかお取りいただけない状況なんです」「この状況は3月いっぱいまで続きます」なのだそうです。
「そうですか。4月以降にまとめてスケジュール組んだほうが良さそうですね」と、その場で仕切り直しを決めて、すごすごと帰ってきました。
東京で取得したほうがいいのか? 先に山口県萩市に移住してしまったほうがいいのか? 微妙な感じになってきました。
(参考:萩市の古民家を内覧してきた)
このように、時間はあっても状況に阻まれることもあるのですが、本題はそこではないのです。
時間なんて、みんなに平等にあるに決まってるのですよ。
為すべきことのための時間を確保していないことが問題なんですよね。
だって、違うことに使ってるんだもん
結局、時間の使い方とか、優先順位の問題なのですよ。
そこそこ忙しくしてたときも、無職になって暇で退屈な毎日を過ごしてる今も、さほど状況は変わっていないのですから。
さすがに今は「時間があればできるのに」なんて言いませんけどね。
逆に「時間なんてたっぷりあるんだから」が、よくない状況を作り出しつつありますけどね…。
忙しかったときには「この仕事をずっと続けていても、先は見えないな」と思いつつも、そこから日々の糧を得ているわけなのだし、いろんな人間関係ありきで動いている仕事なので、他のことができるようになるための時間を確保する余裕などありませんでした。
時間が空いて、暇ができたときにも関連する学習や練習を始めちゃってたんですよね。
(参考:フリーランスの僕が暇な時にやったこと)
「だから良くなかった」と言いたいワケではないのです。
たぶん、こういう性格のおかげで50代半ばまでデザイナーの仕事を続けられたという側面もあるはずなのですから。
ただ「新しいことに挑むための時間を確保するセンスがなかったな」と思っているのです。
繰り返しになりますが、僕はいまセミリタイア中だし、とくにこの1年間は無職として長期休養を取っている最中なのです。
なので、休養優先の期間ではあるのですが「やりたいことについては、テキトーに初めたいな」くらいの気持ちではいるので、少しずついろんなことに着手しはじめてはいるのですが、なかなか「これをやるために、毎日○時間」という計画を持つには至っていません。
ずっとあれやこれやと考え込んでいたり、YouTubeで好みの動画を観続けていたり、いろんな気になる情報をググり回ることに時間を費やしているのです。
それでも「これは、自分が新しいことをできるようになるために必要なことなのか?」という自問自答はするようにはしています。
今の時間を何に使っているのかを自覚しようという気持ちはあるのですよ。
時間を確保していても、すぐに「できる」ようになんてならない
この記事を「時間があればできるのに、はウソ」というタイトルで書き始めました。
前項で述べたように、時間は有限だけれどもみんなに平等に「ある」のです。でも、その時間を違うことに使ってしまっているので「ない」と思い込み「あれば」などと仮定してしまうのですよ。
そしてもう一面では「時間があるからといって、新しい何かができるようになるとは限らない」のです。
でも、時間を確保し続けてやり続けないと、できるかできないかを知ることすらできません。
結局、結果の見えない努力を続けるための時間を、意図して設けて、延々と続けるしかないんですよね。
僕は無職になって、そろそろ3ヶ月経ちますが「あれ? 時間たっぷりあるのに何もできてないじゃん」と思ったりするのですよ。
前項でも触れましたが、表面上は、二拠点生活を続けていたり、第二種電気工事士の資格を取得するべく勉強を始めていたり、萩市の中古戸建の内覧に行ったりと、なんだかんだとやってはいます。
せいぜい、このブログを毎朝、ネタを絞り出しつつ、ときには似たようなテーマを繰り返しつつ、なにかしら書く習慣を続けているくらいです。
今は長期休暇中なので、ボーッと過ごしてもいいんですけどね…。
それなのに、妙な焦りを感じるのですよ。
「まだ無職慣れしてないな」とか「せっかくの長期休暇なんだから、休む方を優先しようよ」などとも思っているのですが、なかなか上手く折り合いがつかないのです。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。