やる気が出るのは、まず始めてから
2020.04.05
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。僕は子供時代から50代半ばの今まで一貫して、やる気に欠けている人間なのですよ。それでも一応、それなりの社会生活を送るために「やる気スイッチ」をオンにする方法は身につけているのです。「とりあえずやってみる」って方法なんですけどね。
とりあえず、やってみること
つくづく僕は「思いついたら、とりあえずやってみることだよな」と考える人なのだな、と思っています。
前々からなんとなくそういう傾向は感じていたのですが、今朝も「なんか思いついたら、とにかく始めちまえば景色が変わるよな…。とにかく手を動かしてみて、そっから判断しよう」みたいな話を書こうと思って書き始めたのです。
が、すぐに「あれ? この話。前にも書いた覚えがあるぞ」と気付き、過去記事を「とりあえず+やってみる」で検索してみると、すでに3本投稿していました…。
こうして毎日ブログを書くようになると、自分が日ごろ考えていることが可視化されますよね。
まあ…、始めてしまったことなので、このまま書き切ろうと思います。
そもそも、僕はあまり「やる気」を持っていないのですよ。
たとえば過去を振り返ってみると、体育祭や文化祭で周囲が盛り上がってると、それに反比例してどんどん冷めていくような子供でした。
大人になった今でも、なんとなくそんな感じが残っています。
生きていくことさえできれば、基本ダラダラしていたいのです。怠惰なのですよ。
ただ、ずっとやる気がないままだと、上手く社会生活を送ることができないので、そこそこ「やる気スイッチ」の入れ方はマスターしています。
それが「まず始めてみる」なんですよね。
世の中いろんな人がいるから、一般化できる話かどうかわかりませんけれど、少なくとも僕はこの方法で「やる気」になったことが何度かあります。
それでも「始めてみよう」という考えにすら至らないものや、始めた結果「ダメだこれ。二度とやらないようにしよう」と感じたものもいくつかありますけどね。
人間だから、仕方ありませんよね。
「とりあえず」だから、変な感じでもいいんですよ
このブログだってそうなのですが、自分で「とりあえず」と思っているので、さほど完成度は求めていないのですよ。
まずは甘い出来でいいから、自分が快適に継続できるシステムとか習慣を獲得するのが先だと思うのです。
そのうちに、いろいろと気付くことも出てくるし、反響のあるもの/ないもの、自分が気持ちいいもの/そうでないものが分かってきて、ちょっとずつクオリティは上がってくれるはずなのです。
(参考:量と質どっちが大切? について考える)
今でこそ、こうしてブログ記事を毎朝投稿するのがルーティンみたいになっていますが、最初のころは「飽きたら止めて、また何事もなかったように再開すりゃいいや」くらいの感じだったのですよ。
実を言うと今でもアタマのどこかに「どうしても書くことなかったらスキップすりゃいいんだから」みたいな気持ちはあります。
まだ「とりあえず」の最中なのですね。
だから続いているのだと思うのです。
自分で「今日のこの記事はハイクオリティだ」なんて思う日は永遠に来ないのですよ。
ずっと職業にしていたデザインもそうで、クライアントが喜んでくれたり、僕の意見が受け入れられたりするととても嬉しいのですが、常にあとから「こういう処理もあったな」「なんでアレを思いつかなかったんだろ」って後悔するのが常でしたからね。
とにかく、何度も何度も繰り返してみるしかないんですよね。
ただ、クライアントワークならば周囲にいる関係者から指摘や修正依頼があります。
僕はそれを受けて、従ったり、抗ったり、別のものを着想したりしながら完成度を高めていけばよかったのです。
でも、このブログのように自分が作って、自分で公開するものって、ひとりで磨き上げの工程を担わないとならないのですよ。
僕の場合、そこにまだ不慣れかな、という気がしています。
やる気が出るのは「とりあえず」のあと
とりあえず始めてみたものが、継続することが習慣化して、「クオリティ高めたいな」「磨き上げたいな」という欲求を感じるくらいにまでなると、これはもう「やる気が出た」状態だと思って差し支えないと思うのですよ。
でもモノによっては、ちょっとおかしな方向に進んでしまって、とりあえずアウトプットし続けることが目的化してしまうこともあるのですよ。
「とりあえず始めてみる」「とりあえず継続する」は、手段であって目的であってはならないのです。
とりあえずでも継続していると、それなりに達成感ありますからね。
なんか満足しちゃうんですよ。
そうならないために、僕は定期的に過去を振り返ってみる時間を作っています。
さしずめこのブログならばGoogle AnalytitecsやSearch Console解析してみたり、過去記事を読み直したりして、なんとなく自分の成長を感じるのですよ。
そうすると「継続は手段であって目的じゃないんだよな」と再認識できるのです。
でもそれは、僕がどうにかこうにかブログ記事の投稿を20ヶ月以上も習慣化できたからの話なんですよね。
やる気が出るのは、まず始めてからなのですよ。
とりあえず始めてみれば、あとはどうにかなるものなのです。
ダメなら「オレ、これ向いてない」が分かってプラス1ですしね。
だから、ちょっとでも「楽しそう」とか「やってみたい」と思ったら始めてみましょ。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。