セルフ坊主のススメ
2020.05.23
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。一部の自治体を除く多くの府県で、緊急事態宣言が解除されましたが、みなさん床屋や美容室には、もう行かれましたでしょうか? 僕はその間、頭髪に関してはなんの憂いもなかったのですよ。もうかれこれ15年間くらい、セルフ坊主にしているのです。
僕はセルフ坊主にしていて、快適です
坊主とはお坊さんのことではなく、みなさんが思い浮かべたあのヘアスタイルのことですね。
僕はもうかれこれ15年間、自分で浴室で、週に1度坊主にしています。
3mmとか6mmとか書かれたアタッチメントも付属していますが、それを使っていません。直(じか)に歯を当てて刈っています。
中学生時代や高校時代「五厘」と呼んでいましたが、これって方言でしょうかね?
だからもうかれこれ15年間、床屋にも美容室にも行っていないのです。
頭髪だけではなく、ヒゲも同じ長さにしています。
したがって、かれこれ15年間、ヒゲを剃っても切ってもいません。
週に1度行う、お風呂場のワンストップ・ソリューションになっているのです。
快適ですよ。
その前は、2週間に1度くらい美容室に行って、金髪だったり、一度ブリーチしてもらってオレンジにしてもらったりしつつ、ハサミで仕上げるオシャレなカラー坊主にしていました。
カラー坊主期が7〜8年くらいありましたかね。
その前はロン毛でした…。
理由はたしか、サラリーマンをやめたのがきっかけで床屋に行かなくなったんじゃなかったかな?
それで放置してたら、自然とロン毛になった感じですね。
後ろで縛るようになったところで、長さのことは気にならなくなりました。
基本、毎朝髪の毛をセットするのが嫌いなんですよね。
だから、ロン毛も坊主も、どっちが好き/嫌いというわけではなく、手がかからないのでどっちでもいいのです。
リモートワーカーにはベストなヘアスタイルだと思っていますよ。
もう、そろそろ緊急事態宣言が解除された府県もでてきたので、床屋や美容院に行かれる方も増えてきつつあると思われます。
しばらくの間はSNS等で「髪切りに行ってな〜い」みたいな投稿をしている人が目に付きましたよね。
とくに僕と同年代(50代半ば)のオッサン・オバサンで、白髪染めをしている人なんかは、さぞ散らかってる感に悩んでおられたことでしょうね。
こうして「セルフ坊主のススメ」というタイトルだけ決めて書き始めてみたものの、なんだか真っ直ぐに「セルフ坊主はいいぞ。お風呂場でひとりでできるし…」と言い切れないのですよ。
それは心のどこかで「それだと経済回せないじゃん」「美容室に行って、お金使ってあげたほうがいいじゃん」と思っているからなのですね。
どうしよ? 「この外出自粛を期に、セルフ坊主にチャレンジしてみるもの、アリかもね」くらいのユルめの「ススメ」にしておきましょうかね。
水洗いOKのバリカンに限ります
セルフ坊主にするようになったきっかけは、いま住んでいる東京のマンションに越してきたときに、近所で行きつけの床屋を探すのがメンドくさかったからですね。
前項で述べた通り、すでにカラー坊主にしていたので「坊主」ではあったのですよ。
かつ年齢とともに気が短くなっていたせいもあって、「染めながらコーヒーもらって雑誌読んでる時間、もったいないな」などとも思い始めていたので、引っ越しを機に、床屋探しをやめてバリカンを購入したのです。
あとね、床屋に行って、店の中覗いて「空いてます? そっか…じゃあ1時間後くらいにまた来ます」みたいな感じとかも嫌だったのですよ。
「ご予約いただくとスムーズですよ」とか言われても、ちょっとできた空き時間にチャッチャと済ませたいものですしね…。
ヘアスタイルのこと、これまでブログに書いたことなかったような気がしていたのですが、検索してみたら「他人の評価から離れたい」って記事で「オッサンってダサくなる」みたいな文脈でセルフ坊主について触れていますね…。
そうね。自分でもダサいとは感じていますね。
でも、もう一生これだと思います。快適ですからね。
僕はバリカンを買い換えるとき、必ず「水洗い可能」とか「防水」って書かれている商品を選びます。
アマゾンとかで検索してみると、水がバシャッとかかってる商品写真が掲載されていることが多いので、すぐにわかりますよ。
そうじゃないバリカンだと、お風呂場で使えませんからね。
でも、いろんな商品を見比べてみると、防水だから高いってワケでもないのですよ。
どういうところで値段が変わってくるんでしょうね? アタッチメントの種類の豊富さかな?
僕は前述の通り、アタッチメントを使いませんし、ザクザクと坊主がはかどればいいだけなので、安めのシンプルなものを買っています。
新しい生活のシンボルとして、ヘアスタイルを…
大したことではありませんが、時間と思考をセーブできるのって重要なのですよ。
こうして、ヘアスタイルをセルフ坊主にするだけで、ひと月に何度か美容室の椅子に座っている時間とか、外出するたびに自分のヘアスタイルを整えたり「なんだかちょっと決まらないなあ」と要らぬ気を使ったり「そろそろ切りに行かなきゃな、この仕事が終わってからかな」なんてことに思考を奪われることもなくなります。
坊主だと、いつもパーカーとGパン、夏はTシャツと短パンでも許されるのですよ。履物もつっかけでいいのです。
誰かに確認したわけではありませんが、自分でそう決めています。
だって坊主の人のファッションなんて、そんなもんでしょ。
事実、そんな格好でクライアントのオフィスに打ち合わせに出向いても「いいなあ、オレもそんなカッコで仕事してぇな」と言われたことはあっても「ちょっと失礼じゃありませんか?」などと言われたことなどありません。
もしかするとイヤミも含まれていたのかもしれませんが、その後も案件を依頼し続けてくれし、行くと嬉しそうに近寄ってきてくれるので、別にそれでも構わないのです。
さすがに50歳を超えたくらいから、サンダルや雪駄では行かなくなりましたけどね。
理由は僕の側にあって、なんだか硬いものをガッと蹴飛ばしそうなイメージが頭の中にできてきたのですよ。たぶん老いですね。
以降、ジョギングシューズを履くことが多くなりました。
朝ラン用に買ったヤツの、かかとが磨り減ったのを普段履きにしてますね。
アフター・コロナは、スーツ人が減ると思うのですよ。
僕が社会に出た30年以上前と比べても、かなり減ってる感はあるのですが、もっと拍車がかかるでしょうね。
リモートワーク(テレワーク)は増えるだろうし、しばらくは対面することがリスクになりますからね。
先日「なんだかんだ言いながら、元に戻るのだろうなあ」という記事を投稿しましたが、こうした細かい生活様式は変わっていくのだと思うのですよね。
厚生労働省も「新しい生活様式」なんて提言を出していますしね。
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました(新型コロナウイルス感染症)|厚生労働省
これから、働き方も、習慣も、考え方も、いろんなものが変わっていくだろうし、自分自身をチューニングするいい機会だと思うのですよね。
そのためには「まず自分が変わってみよう」という記号として、ヘアスタイルを変えてもるのもいいかもよ、と思っているのです。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。