窓、開けっ放しで暮らす快適さ
2020.05.30
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。東京はちょうど今、エアコンも要らず1日中窓を開けっ放しにして風を感じながら生活するのに適した季節です。今年はコロナ禍で行動が制限されたので、空気を入れ替えることに関して、例年とは少しことなる気持ちよさを感じるような気がするのです。
東京は今、いい気候です
東京でも緊急事態宣言が解除されましたが、周囲を見渡すといまだにリモートワーク(テレワーク)をしている方も多いんじゃないでしょうかね?
先日投稿した「別にどっちでもいい、か」でも触れたように、今週いっぱい(5月いっぱい)までは「都道府県をまたぐ不要不急の移動は避ける」ってことになってますし、少なからず「リモートで在宅ワークしてたほうが効率いいじゃん」って人もおられるでしょうからね。
ただ、来週になっても「首都圏の1都3県や北海道への移動のみ自粛」は続きます。
やれフリーランスだ、やれ無職だ、二拠点生活だ、などと自由に振る舞ってる風の人生を装ってはいても、結構そういうのって気にして遵守するタイプなんですよね。
だから、もうしばらくは山口県萩市への移動を控えて、東京で暮らすことにします。
今、東京のマンションを売却しようとしています。
緊急事態宣言が解除されたことで、内覧希望のお客さんも戻ってきているのです。
そのまま、上手く売買契約が成立すれば、僕は今の「東京の作業場」と呼んでいるマンションを引渡して、萩に本移住することになります。
もしかすると、東京で暮らせる日にちは、もう少ないかも知れないのですよ。
ちょっとした、名残惜しさみたいなものも感じ始めています。
一方、萩へ移動したら、しばらくは荷物だけを新しく買った古民家に置いて、二拠点生活中「萩の作業場」と呼んでいた実家で生活することになると思います。
浴室のリノベーションだったり、エアコンの設置、いろんなインフラの開通をしなければならないからです。
「あそこの家には、東京から来ている人がいる。コロナは心配ないだろうか?」ということになるのが心苦しいのですよ。
在宅介護をしている年寄もいますからね。
緊急事態宣言が出されている最中には「感染者の多い7都府県からの来訪者があるのであれば、その方がおられる間と帰られてから2週間は、介護スタッフの派遣を取りやめます」ということになってたみたいですからね。
実家に迷惑をかけないためにも、他道府県への移動制限がなくなる6月19日を待って、スケジュールを組み立てようと思っています。
窓を開けっ放しで生活することが快適な季節ですね
今、家の窓を開けっ放しにして生活しています。
こんなことがなければこの数ヶ月、東京は一番気候がいい時期だったのですよ。
マスクもせずに、近所の川沿いや公園を歩き回ったり、飲み会の約束を入れたりしながら「この時期が一番好きなんだよね」なんてことを言い合いながら過ごしていたはずなのですよ。
さすがに夜寝るときには「寝てる間に雨が降ると湿っぽくなるから、閉めて寝るか」「今日は夜通しいい風が入ってきそうだから、開けっぱなしでいいか」などと考えます。
でも、朝起きてまず最初にやることは、窓を開けること。もしくは、開いてることを確認することになっています。
その後で、こうしてPCをスリープから復帰させてブログを書き始めるのです。
毎年こんなふうってわけではなくて、今年は新型コロナの影響で少し換気に対する意識が高まっていたせいかもしれませんね。
同時に、いつ内覧希望者が来るかわからないので、例年よりも掃除が行き届いています。
なので、窓を開けっ放しで生活できることが、例年よりも快適なのです。
「まだ外が肌寒くて、エアコンを付けて生活していた数ヶ月前は、淀んだ空気の中で生活していたな」なんてことを思っています。
実際、2月3月のまだ寒かったころ、そんなこと全然思っていなかったはずなんですけれどね。
新型コロナ禍で「これから、いろいろと生活が変わっていくんだろうな」ということと、ちょうど今、東京と萩の二拠点生活を終え、萩に本移住するタイミングであることが重なっていて、例年とは異なる季節の感じ方をしているのです。
こうして、窓を開けっ放しにして、家の中の空気が入れ換わる感じが、なんだか自分の人生とダブって感じてしまうのですよ。
窓を開けてみてはじめて、それまで自分がいた場所の空気が淀んでいたことに気付いたりするものなのですよね。
「オレここ数年、いろんな窓を探し出しては開けて回ってる最中だな」などと思ってみたりするのです。
その窓も、開けてみよう
もうひと月も経てば梅雨になり、湿っぽくて窓を開けていられない季節になりますよね。
僕は、エアコンで「ドライ」を掛けながら、厚着をして過ごすことが例年のしぐさですね。
同居人がいるときには、たいそう嫌われたりもします…。
だんだん新型コロナも収束しつつありますし「換気が大事だよ」って言ってたことも、みんな忘れていくと思うのですよ。
梅雨が明けて、暑い夏がやってくると、みんなエアコンの効いた家の中に籠もりますからね。
そして、その頃には僕も萩への本移住を済ませているはずなのですよ。
新型コロナの第二波がやってきて、再び緊急事態宣言が出され、移動が制限されてしまえば別ですけどね…。
しばらくは、ネットでも、SNSでも、新しい街、新しいコミュニティ、新しい生き方…。
なんだっていいのですが、なんかしらの「新しい窓」と探し出して、ガラっと開けてみて、フワッと入れ替わる空気を気持ちよく感じる日々が続きそうな感じがするのです。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。