やりたいことをやれば、やりたいことが増える
2020.09.06
こんにちは、萩ドットライフ(
)です。東京から田舎に移住したことによって、生活スタイルが変わりましたけれど、ある面ではあっさりと変化に順応できていろんなことが杞憂に終わった感があるし、ある面では次々と新しい「やりたいこと」が発見さてているような、今のとこそんな感じです。
買い物、それほど不便でもないかな
萩市民になってから、まだひと月も経っていませんし、古民家に入居して1習慣も経っていないのですが、ちょっと気づいたことがあります。
いつの間にか、自転車で買い物に行くのが苦にならなくなっていました。
僕の家から最寄りのコンビニも、最寄りのスーパーも、だいたい1.5kmくらいの距離があります。
だいたい自転車で片道10分弱くらいでしょうかね。
(参考:最寄りのコンビニまで1.5km。そんなもんだと思ったら、そんなもん)
萩に引越してきてから頻繁に行くようになった、ホームセンターもだいたいそのくらいの距離感ですね。
しかもうちは坂の上にあるし、スーパーへ最短距離で行こうとすると、途中に長いアーチ橋があるので、なかなかキツいのです。
ちょっと前の日中35℃を超えるような暑さの中では、往復するだけでも汗だくでした。
東京に住んでいたころは、徒歩3分圏に3店のコンビニと、スーパーが1店ありましたので、だいたいそのとき食べるものだけを買っていました。
その昔は、自炊生活を目指したこともあったのですが、結局「近所にお店があるのだから、都度々々食べる分だけ買うのが合理的」って結論になっちゃってたんですよね。
お酒も「ハイボール1缶と檸檬堂1缶が今日の分」って決めたら、それだけ買って、飲み終わったらそれでおしまい。
人が来るときだけ、ちょっと多めに買う程度だったでしょうかね。
「なんか食べ物欲しいね」ってなったら、ケータリング業者もいっぱいいましたしね。
なので萩に越してきたばかりのころは、とても不便で仕方なかったのですよ。
でも人って環境に順応するものですね。
もちろん、暑さがちょっと緩んできたことも影響しているのかもしれませんし、道に慣れて「ここは踏ん張って漕ぎきったほうがいい」とか「ここは素直に降りて押そう」みたいな楽な行程が身につくんですよね。
ただ、困るのは大きいものと重いものなのですよ。
たとえば、脚立とか、家電とか、物干し竿とか、24缶入りのハイボールとか…。
そういうものはすべて、amazonとかモノタロウで済ませています。
そうそう「自転車で買い物に行くのが苦にならなくなった」といいつつも、お酒は箱買いが習慣化しそうです。当然ECサイトでポチっています。
そうしたほうが快適なんですよね。
東京で暮らしてたときも、たまにあったのですよ。
飲み始めたら「なんか今日は、これだけじゃ足りないな」ってこと。
そういうときには近所のコンビニに買い足しに行っていました、なんせ徒歩3分ですからね。
萩ではそれができないから、買い置きスタイルのほうが安心だし、飲み足りないときにイライラしなくて済むのです。
でも、冷蔵庫の中にあったら…、飲んじゃいますよね。
古民家に入居して以降、酒量が増えつつあります。
とりあえず引越してきたばかりだし、見るもの感じるものがすべて目新しくて、酒を飲みながらいろいろと考えることも多いので、今んとこヨシとしています。
結果として「最初に感じてたほど不便じゃない、すぐ慣れる。昔と違ってECあるし…」と感じています。
これからどんどん、生活スタイルが変わる可能性もありますけどね。
やりたいことをリストアップ
僕は正月に「今年のオレが為すべきこと」なんてリストを作るようなことはしてきませんでした。
なんとなくアタマの中で「あれやりたい、これやりたい」みたいなことは、年がら年中考えていますけどね。
(参考:人は、変わりたいのか? 変わりたくないのか?)
ただ、やりたいと思っていたことが叶うと、それなりに気が晴れるのですよ。
それは大きいことでも小さいことでも構いません。
こうして「萩に古民家を買って、そこに移住したい。セルフリノベーションしながら暮らしたい」というのも、この数年間「やりたいこと」だったわけです。
これらって、同時にはできないわけです。
まずは「古民家を買う」をしないと、「移住する」ができないし、「セルフリノベーションしながら暮らす」もできないのです。順番があるんですよね。
僕の場合は古民家を買ってから、
- 移住のタイミングはいつにしよう?
- 持っていくものは? 捨てるものは?
- 買わなきゃいけないものは?
と具体的に考えるようになりましたし「東京にいる間に、あれやろうこれやろう」と考えることが増えました。
実際は、新型コロナ禍のため会いたい人に会えなかったりとか、長雨が続いたと思ったら、一転して猛暑になったり、それどころじゃありませんでしたけどね。
正直「一生に数回しか訪れない転機には、やりたいことリストを作ってたほうがよかったな」と、ちょっと後悔しました。
バタバタしてくると「やりたいこと」よりも「やらなくちゃいけないこと」が優先されるし、やらなくちゃいけないことを済ませたらダラけたくなって、やりたいと思ってたことなんて忘れちゃうんですよね。
僕は「萩に古民家を買う」と「萩に移住する」は叶いました。
これからセルフリノベーション生活が始まるのですが、だんだんと解像度が高まりつつあります。
ここ数週間の間で何度かブログ記事でも書いた「屋内よりも、まずは外回りだな」とかもそうですし、ちょっとした作業をするにしても、僕はなんの道具も持っていないか、東京で使っていた道具が貧弱過ぎることに気づくのですよ。
だから「あれやりたい、これやりたい」の他にも「あれいる、これいる」という状況なのです。
だって、手すりを短くカットして位置を変えるだけでも「手ノコすら持ってない」「このドライバーセットじゃ、舐めちゃってダメだ」「下穴開ける用のドリルビットがねえぞ…」ってな感じなのです。
それだけ、生活環境が変わったってことなんですけどね。
さすがに「やりたいことリスト」「買うものリスト」を作成し始めました。
そうしないと「いつかやらなきゃ」のまま、時間だけが過ぎていくような気がするのです。
生活スタイルが変われば、やりたいことが増えます
以前、このブログでも、
- 東京のマンションを賃貸に出し、山口県萩市に移住する
- 自動車免許を取得する
- 第二種電気工事士の資格を取る
- 山口県萩市に古民家を購入する
- 動画撮影と編集の練習をする
なんてことを書いていたことがあるように、東京にいるときから漠然と思っていた「やりたいこと」はありました。
10ヶ月前に投稿した「長期休暇の過ごし方決めた。やることの焦点を絞ろう」記事ですが「東京のマンションを賃貸に出し、山口県萩市に移住する」と「山口県萩市に古民家を購入する」は叶いました。
東京のマンションは賃貸運用じゃなくて売却しましたけどね。
だいぶん涼しくなってきたので、来週くらいには自動車学校に入校申し込みしようと思っています。
電気工事士と動画制作も機をみてやります(たぶん)。
でも、その他にもいろいろとやりたいことが増えてきているのですよ。
理由は「萩に移住して、古民家で暮らし始めたから」ですよね。
やりたいことが叶えば、そこから新たな「やりたい」が生まれるものなのですよ。増えていくんですよね。
たとえば、
- 木を上手に剪定できるようになりたい
- 不要な木を枯らして、抜根できるようになりたい
- 生け垣の手入れが上手になりたい
- 芝生を自分で張って、手入れしたい
- 庭に東屋作りたい
などなどですね。
単純にこれまで「古民家リノベーション」っていうと屋内だけをイメージしていて、外構を一切意識してなかっただけなんですけどね…。
何が言いたいかと言うと、やりたいことって積み重なっていくものなんですよね。
それを繰り返していくうちに、だんだんと明らかになっていく「やりたいこと」があったりするのです。
逆に「そうでもなかった」ってこともありますけどね。
どちらにしても、新しい発見ができるのです。
そうやって僕の人生が構成されていくのでしょうね。
生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。